ダイエットを試みたときに、プロテインでのダイエットにチャレンジしようとした人もいるのではないでしょうか。
しかし、手軽にできそうと感じた反面、効果がわかりにくかったり、逆に太ってしまったりと、ダイエットに失敗した人もいるはず。
それはもしかすると、プロテインの種類を間違えてしまったのかもしれません。
そこで今回は、プロテインダイエットにチャレンジしようとしている女性に、成功しやすいプロテインダイエットのやり方について紹介します。
プロテインを飲む女性
ダイエットを試みたときに、プロテインでのダイエットにチャレンジしようとした人もいるのではないでしょうか。
しかし、手軽にできそうと感じた反面、効果がわかりにくかったり、逆に太ってしまったりと、ダイエットに失敗した人もいるはず。
それはもしかすると、プロテインの種類を間違えてしまったのかもしれません。
そこで今回は、プロテインダイエットにチャレンジしようとしている女性に、成功しやすいプロテインダイエットのやり方について紹介します。
プロテインボトル
プロテインは、もともと英語でタンパク質の意味があります。
脂質を取らずにタンパク質を摂取するために開発されたサプリメントとしてのプロテインを、日本ではプロテインと読んでいます。
お肉やお魚、卵などから自然のタンパク質が摂れますが、同時に脂質も摂ってしまうことに。
脂質はカロリーが高く、ダイエットの敵でもありますよね。
しかしプロテインなら、手間をくわえずに簡単にタンパク質だけを摂取できます。
お菓子や飲み物、シリアルなど、プロテインを含んだ食品も増えていますよ!
プロテイン
プロテインの種類と効果を確認しておきましょう。
まずプロテインには大きくわけて3種類あります。それぞれの特徴を把握しておけば、ダイエットに効果的なプロテインを選べます。
おもに原材料が異なることから、目的にあったものを選ぶようにしてください。
プロテインの飲み方や組み合わせも、効果に影響を及ぼしやすいです。
運動後の女性
牛乳を原料としたプロテインを、ホエイプロテインといいます。
低カロリーかつ栄養が凝縮されたもので、吸収が早い特徴があります。
タンパク質のほか、ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれており、水溶性で吸収が早く、運動直後のタンパク質摂取にむいています。
約2時間で吸収され、人の体では作られない必須アミノ酸がバランスよく含まれている点がポイントです。
寝る前の女性
カゼインプロテインは、ホエイプロテインと同じく牛乳が原料となっています。
チーズやヨーグルトを固める主成分と同じで、不溶性のため胃酸で一旦固まり、体内にゆっくり吸収されていきます。
大体7〜8時間くらいで吸収され、即効性がないものの、アミノ酸を長時間高濃度で維持できる点がメリットです。
就寝前に飲むと、寝ている間に消費されてしまうエネルギーを補給できます。
置き換え
ソイプロテインはその名のとおり、大豆を原料としたプロテインです。
吸収はゆっくり5〜6時間かけておこなわれます。
比較的満足度が得られやすく、置き換えダイエットにも向いているでしょう。
アミノ酸はあまり含まれておらず、筋肉増量目的には不向きです。
ソイプロテインに含まれているイソフラボンは、肌や髪のケアなど美容効果も期待できます。
摂取しすぎてしまうとホルモンバランスが乱れる可能性があるため注意しましょう。
ダイエット中の女性
プロテインダイエットをおこなうメリットとしては、いくつかの点が挙げられます。
まず、食欲をコントロールできる点です。
置き換えダイエットには、腹持ちや食欲のコントロールが必要になりますよね。
プロテインに含まれるタンパク質は、食欲を抑えるのに役立つことから、ほかの置き換え食よりもあっているといえます。
また、タンパク質は炭水化物よりも消化に時間がかかるため、タンパク質を多く摂取するほど腹持ち効果が持続しやすくなりますよ!
ストレッチ
ただ単に食事量を減らすだけでは、タンパク質が不足しがちです。
タンパク質が不足すると基礎代謝が落ちてしまうため、エネルギーの消費が少なくなってしまいます。
基礎代謝量を多く消費するのは筋肉であるため、タンパク質をきちんと補給することで筋肉量をキープし、痩せやすい体を作っていくことが可能です。
腹筋が綺麗な女性
体重が減ったけれど顔や体がやつれてしまい、不健康にみえるという経験をした人もいるのではないでしょうか。
タンパク質は、髪や爪などを作る栄養素のケラチンにも必要です。
不足すれば、ハリやツヤが失われてしまうため、できる限り不足しないようにする必要があります。
プロテインでタンパク質を十分に補給すれば、きれいな体や肌を維持しながらダイエットできるでしょう。
腹痛
プロテインダイエットのデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
まず、プロテインによる高タンパク質の摂取は、腸内細菌を刺激します。
腸内環境が乱れてしまうため、腹痛や下痢、便秘、お腹のハリなどさまざまな影響がでる可能性があるのです。
人によっては、プロテインの種類が合わないケースも。
プロテインに含まれている甘味料が原因の場合もあるため、自分の体質にあわせてプロテインを選びましょう。
体重計
飲み方によっては太りやすくなる点にも注意が必要です。
タンパク質はカロリーが糖質同様に1gあたり4kcalとなっています。
過剰摂取となるとカロリーを摂りすぎてしまい、体重増加につながりやすくなります。
一度にタンパク質をたくさん摂取しても、すべて身につくわけではありません。
しかし、商品に記載されている摂取量を守ることで、太る原因を回避しやすくなります。
飲んだだけで痩せる飲み物ではないため、普段の食事や運動もバランスよく意識しましょう。
運動する女性
プロテインダイエットを成功させる秘訣は、運動ありのダイエットなのか、運動なしのダイエットなのかによって異なります。
運動中心にダイエットを行う人は、運動直後にプロテインを摂取しましょう。
不足したタンパク質を補給して、きれいなボディラインを作れます。
運動で疲れた体をサポートしてあげられるほか、体の疲れが軽減されるため毎日続けやすくなりますよ!
ヘルシー
運動しないダイエットの場合には、置き換えダイエットをやってみてください。
通常の食事にくわえてプロテインを摂取すると、カロリーを摂りすぎてしまい逆効果になる可能性があります。
一食だけプロテインに置き換えれば、摂取カロリーを減らして必要な栄養素を補給できるでしょう。
どうしてもプロテインだけでは空腹が辛く感じる人は、食事前に飲んで、食事自体の摂取量を減らすようにしてみてください。