ジャズ喫茶はジャズを楽しむための喫茶店。普通の喫茶店とは違ってお店のレトロな雰囲気や高品質なサウンドで音楽を楽しむことができます♡
ジャズ喫茶には老舗も多いため、敷居が高いように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。実はジャズ喫茶はルールを知っていれば、初心者でも楽しむことができますよ♪
今回は東京のジャズ喫茶についてご紹介していきます♪この記事を参考にジャズ喫茶デビューしてみてくださいね♪
レコードプレーヤー
(参照元:
unsplash )
ジャズ喫茶はジャズを楽しむための喫茶店。普通の喫茶店とは違ってお店のレトロな雰囲気や高品質なサウンドで音楽を楽しむことができます♡
ジャズ喫茶には老舗も多いため、敷居が高いように感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。実はジャズ喫茶はルールを知っていれば、初心者でも楽しむことができますよ♪
今回は東京のジャズ喫茶についてご紹介していきます♪この記事を参考にジャズ喫茶デビューしてみてくださいね♪
喫茶
ジャズ喫茶とは1950〜1970年代に日本で流行した主にジャズのレコードを聴くための喫茶店のことです。主にジャズを楽しみながら、コーヒーや食事をするという場所です。
昭和のはじめにもジャズ喫茶はありましたが、戦争により一時廃止されましたが、戦後の1950年から徐々に再開し、1960年代に隆盛を迎えました。
ジャズ喫茶は普通の喫茶店と違って、ルールがあります。例えばレコードが流れている間のおしゃべりは厳禁というところもあります。
「ジャズ喫茶にはルールがある」と聞いてしまうとなんだか緊張してしまいますが、自前からルールを知っておけば、問題ありません。次にジャズ喫茶のルールについてご紹介します。
レコード
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ジャズ喫茶は常連さんも多く、初心者からすると入りづらい雰囲気ではあります。しかし、はじめは誰でも初心者です。ルールさえ守っていれば、はじめからも居心地のよい空間を楽しむことができますよ。
主にジャズ喫茶のルールは4つあります。
1. 店内では静かに過ごすこと。
2. 店内では携帯の電源を切っておくこと。(バイブなしのサイレントモードならOK)
3. ジャズ喫茶のマスターの指示に従うこと。
4. 長居する場合には追加注文すること。
「1.店内では静かに過ごすこと」は、ジャズ喫茶のお客さんはジャズを聴きに来ています。お店によっては会話がOKな時間帯もありますが、基本は会話せず静かに過ごしましょう。
「2.店内では携帯の電源を切っておくこと」では、先述したとおりジャズ鑑賞の邪魔になる携帯の通知音はオフにすることが鉄則です。
マナーモードでもバイブ音がしてしまうこともあります。ジャズ喫茶に入るときには電源をオフにするか、バイブなしのサイレントモードに切り替えましょう。
「3.ジャズ喫茶のマスターの指示に従うこと」では、ジャズ喫茶はマスター1人だけで営業しているところが多いです。席を指定されたりすることもあるため、そこにはマスターの指示に従うようにしましょう。
「4.長居する場合には追加注文すること」では、逆の立場からするとコーヒー1杯で2時間以上も居座っていると売上も上がりませんし、ちょっと困りますよね。
マスターの気持ちも考えて、長居するときは追加注文することでギブアンドテイクの気持ちの良い関係が築くことができますよ。
ジャズ喫茶のルールはどこにでも通用するマナーでもあります。これを踏まえながら東京のジャズ喫茶をご紹介します。
東京、新宿にある「DUG(ダグ)」は1967年創業という老舗のジャズ喫茶です。村上春樹の小説「ノルウェイの森」にも登場したことでも有名なファンの多い場所で、一度は行ってみたいという人も多いお店です。
イラストレーターの和田誠さんがお店のロゴをデザインし、店内の設計には建築家、インテリアデザイナーの岩渕活輝さんが携わっていることでも有名です。
新宿ピカデリーの横、地下への階段を降りるとレンガで作られたおしゃれなお店です。コーヒーや軽食だけでなく、カクテル100種類、ベルギー白ビールなどアルコールも豊富に取り揃えているジャズ喫茶です。
店舗名:DUG(ダグ)
住所:東京都新宿区新宿3-15-12
電話番号:03-3354-7776
営業時間:[月~土] 12:00~18:30(コーヒータイム)/18:30〜翌2:00(バータイム)
[日・祝] 12:00~18:30(コーヒータイム)/18:30〜23:30(バータイム)
「マイルストーン」は東京高田馬場にある40年の老舗。店内には色々な種類の古本があるので、本を読みながらジャズを楽しむことができます。
ここではこだわりのオーディオシステムがあり、高品質なオールドサウンドを楽しむことができます。マスターは基本ルールなく、自由にジャズを聞いてほしいという姿勢の方なので、初心者の方も気軽に入りやすいジャズ喫茶です。
軽食では厚さ5cm以上のあるトーストも人気です(400円〜)。おすすめ自家焙煎珈琲は550円。アルコールもあるので、お酒を飲みながらジャズを楽しむこともできますよ。
店舗名:マイルストーン
住所:東京都新宿区高田馬場1-23-9 イガリビル 1F
電話:03-3200-4513
営業時間:平日 12:00~24:00(LO23:30)/土日祝13:00~24:00(LO23:30)
モーニングオープンしました。今日から10年目、また1年何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
— JUHA_COFFEE (@JUHA_Coffee) 2019年3月19日
西荻窪は春めいてきてますよ。 本日もシュンスケ・アレクサンダーが、皆様のお越しをお待ちしております! pic.twitter.com/s0q8lUBDBx
「JUHA(ユハ)」は2010年にオープンした西窪塚駅南口徒歩5分にあるジャズ喫茶で、夫婦で営業されています。バンドマンの旦那さんが純喫茶好きの奥さんの影響もあり雰囲気の良い喫茶店を作ろうと8年かけてオープンしたストーリーも話題です。
店内ではジャズを中心にその時の雰囲気を考えながら音楽を大切にかけられています。スピーカーはお店の入り口を入ってすぐ左手にあります。
外観はパリやロンドンなどヨーロッパにあるような雰囲気の外観で女性に人気です。またゆっくり過ごせることから男性のお客さんも増えています。
店舗名:JUHA(ユハ)
住所:東京都杉並区西荻南2-25-4
電話番号:050-3562-0658
営業時間:火曜~日曜 10:00~19:00/月曜定休(祝日の場合は翌日振替)
アディロンダックカフェは神保町駅の近くにある隠れ家的なジャズ喫茶です。お店はビル4階にあり、ガラス張りの扉の奥にあります。
お店の雰囲気はジャズ喫茶というよりもアメリカンな雰囲気のお店です。また毎週火曜・土曜にはライブが行われて生の音も楽しむことができます。
マスターがアメリカに住んでいたこともあり、お店オリジナルのハンバーガーや本格的なアボカドバーガーなどアメリカンな食事を提供してくれます。
静かなジャズ喫茶というよりかは大きめの音でジャズを楽しむことできます。ルールも難しくないので、若い人にも入りやすいお店です。
店舗名:The Adirondack Café(アディロンダックカフェ)
住所:東京都千代田区神田神保町1-2-9 ウェルスビル4F
電話番号:03-5577-6811
営業時間:15:00~23:00/定休:日曜・祝日
「いーぐる」は四ツ谷駅徒歩3分にある1967年にオープンした老舗のジャズ喫茶です。夜6時まではゆっくりジャズを聴くルールがありますが、夜6時以降はジャズ好きが語りあるジャズバーになっています。
マスターはジャズの本を何冊も出している日本屈指のジャズ通。マスターが著書であるジャズ関連書籍をはじめ、店内には多数のジャズに関する書籍や雑誌が取り揃えていて、まるでジャズの図書館ともいえます。
食べ物や飲み物の種類も豊富でランチセットもあり、おすすめはキッシュ。ゆっくりランチもできるため、初心者の方も気軽に入ることができます。
店舗名:いーぐる
住所:東京都新宿区四谷1-8-6 ホリナカビル B1F
電話番号:03-3357-9857
営業時間:[月~木]11:30~23:50[金]11:30~24:00[土]14:00~23:50(場合により15:30~)
定休日:日曜日・祝日
日曜日のお遊びツィート。当店玄関ドア開けてすぐに目に飛び込むこのネジ巻き式柱時計。文字盤に絶対ありえない仕掛けが二箇所あります。お分かりになりますか。マスターの工作のお遊びです。 pic.twitter.com/w9pNiIjqA3
— JAZZ喫茶映画館 (@EigakanJazz) 2019年3月10日
「映画館」は昭和51年創業で、店舗名のとおり映画機材や古い書籍が溢れているレトロで良い雰囲気のジャズ喫茶です。レコードとサウンド機材にこだわったお店で、圧倒的な迫力のあるサウンドが魅力です。
珈琲とソフトドリンクはもちろん、アルコール類も提供しています。店内では音楽やトークイベント、映画上映会などがたびたび開催されています。
お店の中には創業時から使用しているビンテージレジスターがあり、ビンテージ愛好家の方も通うほど。またライブイベントも行われています。
店舗名:映画館
住所:東京都文京区白山5-33-19
電話番号:03-3811-8932
営業時間:【月〜土】 16:00~23:30
定休日:日曜日・祝日