【予防・対策】飛行機だけじゃない!気を付けるべきエコノミー症候群

【予防・対策】飛行機だけじゃない!気を付けるべきエコノミー症候群

2020.02.02

24

飛行機の中
飛行機の中 (参照元: unsplush

長時間身体を動かしづらい狭い空間の飛行機内で発症しやすいといわれ、名前が付けられた「エコノミー症候群」は、「エコノミークラス症候群」とも呼ばれ、1度は耳にしたことのある方も多いはず。

でも実は、飛行機内だけでなく、普段のデスクワークや水分不足が原因となって発症してしまう危険性があるため要注意!

そこで今回は、本当は怖いエコノミー症候群の原因や症状、予防法、治療法などをまとめてご紹介します

エコノミー症候群とは?

どんな病気?

飛行機の中
飛行機の中 (参照元: unsplush

「エコノミー症候群」とは、主に足などの身体を長時間動かさないことによって、足の血行が悪くなってしまう症状のことを指します。

エコノミー症候群の正式名称は、静脈血栓症であり、飛行機に乗った際に患ってしまうものを「エコノミー症候群」もしくは「エコノミークラス症候群」といわれています。

飛行機に乗ったときだけでなく、デスクワークなど長時間座っている状態のときにもなりやすいエコノミー症候群は、足の血行が悪くなることで、静脈に血栓と呼ばれる血の塊ができ、動いたときに血栓が移動するために、肺などの胸や足に痺れや痛み、苦しさをもたらします。

発症する原因

デスク 女性 後ろ姿
デスク 女性 後ろ姿 (参照元: unsplush

エコノミー症候群が発症しやすくなる原因は、長時間座ったままの状態でいるなど、身体を長時間動かさないことが1つとして挙げられます。

そのため、飛行機での移動やデスクワーク中には、定期的に身体を動かすように意識することが大切です◎

また、水分不足によって脱水症状に陥っている場合には、エコノミー症候群は発症しやすくなります。

水分補給が十分にできていないと体内の血液が濃くなり、血栓ができやすくなるため、汗をかいていなくてもしっかりと水分補給を欠かさないように意識しましょう!

なりやすい人とは?

妊婦 女性 お腹
妊婦 女性 お腹 (参照元: unsplush

誰もが気を付けるべきエコノミー症候群だけれど、特に高齢者で血液循環に問題を抱えている方は発症しやすいため要注意です。

また、血管自体に障害のある方や癌の患者さんも発症しやすいとされているほか、妊娠中の女性や経口ピルなどホルモン剤を摂取している方も注意が必要です!

 

エコノミー症候群の症状

軽度の症状

足を組む
足を組む (参照元: unsplush

エコノミー症候群がまだ軽度の場合に見られる症状としては、足や胸の痛みが挙げられます。

血栓が足に留まっていると、足に腫れや痛みを感じるほか、足の血栓が肺にまで到達している場合には、肺の血管を塞いでしまうことによって、胸の痛みをはじめ、息切れや呼吸困難に陥ることもあります。

重度の症状

頭 女性 落ち込む
頭 女性 落ち込む (参照元: unsplush

軽度の場合は一般的に足や胸の痛みのどちらか一方を感じることが多い一方、エコノミー症候群が重度になると足と胸の両方に痛みを感じることもあります。

また、肺に血栓が入ることで発生する呼吸困難の症状によって、冷や汗が出たり意識が朦朧としたり、意識を失ってしまったりなど、様々な重度の症状が表れることも…。

 

エコノミー症候群の予防・対策

水分補給をする

水を飲む 女性
水を飲む 女性 (参照元: unsplush

飛行機に乗っている際に発症しやすいエコノミー症候群の原因は、先ほどもご紹介したように長時間身体を動かさないことに加えて、水分不足が挙げられます。

そのため、飛行機ではトイレに立つのを我慢するために水分を取らなかったり、トイレに長時間行かなかったりするのもNGです!

エコノミー症候群を予防・対策するためには、ドリンクサービスが行われているときはもちろん、自分でも飲み物を持参して、定期的にしっかりと水分補給を意識することが大切です◎

また、コーヒーやお酒で水分を摂るのではなく、できるだけ水やスポーツドリンクなどのミネラルを含む飲み物を選ぶようにしましょう!

定期的に体を動かす

ストレッチ

飛行機のなかは狭い空間だからこそ、なかなか思うように身体を動かせないもの…。

とはいえ、エコノミー症候群をしっかりと予防・対策するためには、足の指を動かしたり足を揺らしたりマッサージをしたりなど、狭い空間でも行えるような動きで血液の滞りを避けることが大切です◎

また、隣の座席に座っている人に悪いと感じて飛行機のなかで席から立つのを我慢すると、エコノミー症候群のリスクが高まってしまうため、通路側の席を確保するなどの対策も心がけましょう!

着圧ソックスを履く

飛行機に乗るときには、硬い生地のズボンやジーパンなどは避け、できるだけ身体を締め付けることのない、ゆったりとした格好がおすすめです。

一方、足元は圧力を与える弾性靴下やストッキングを履くのがベター◎

市販されている着圧ソックスのほか、さらなる効果を期待できる医療用タイプのものもあるため、エコノミー症候群の対策として積極的に取り入れてみるのがおすすめです!

エコノミー症候群の治療法

早期治療が大切

白 病院の受付
白 病院の受付 (参照元: unsplush

エコノミー症候群の治療法として欠かせないのが、早期治療です。

放っておくと重症化しやすいエコノミー症候群は、飛行機のなかで発症することが多いため、特に旅先では病院へ行くのを避けてしまいがちですが、できるだけ早めに治療を受けることが大切です。

治療が遅れてしまうと重症化するリスクが高まるほか、最悪の場合には死亡に繋がってしまうことも…。

足や胸の痛みを感じたら、早めに病院で検査を受けましょう!

症状によって治療法が違う

カラフルな薬
カラフルな薬 (参照元: unsplush

エコノミー症候群の治療ってどういったことをするのかわからず不安…という方もいるのでは?

症状によって治療法は様々であり、たとえば軽度の場合には血の流れを良くする薬が処方されるだけで終わります。

一方、症状が進行してしまっている場合には、血栓を溶かす薬を使って治療することになり、入院が必要となることも…。

さらに進行している場合には、人口心肺措置によるサポートが必要となるほか、血栓が多い方であればカテーテル治療や手術によって血栓を取り除く必要が出てきます。

 

 

まとめ

飛行機内で発症しやすいことから名付けられた「エコノミー症候群」ですが、これを読めば飛行機のなかだけではなく、普段のデスクワークや水分不足が原因となって発症する危険性のある怖い病気であることがわかったはず◎

特に放置してしまい悪化してしまったときには、カテーテル治療や手術が必要となったり、最悪の場合は死に至ったりする危険性もある「エコノミー症候群」だからこそ、ご紹介した予防法を参考に、しっかりと対策することが大切です!

facebook
twitter

関連まとめ