【耳かき】不要ってホント?正しい耳掃除の仕方と頻度

【耳かき】不要ってホント?正しい耳掃除の仕方と頻度

2017.12.18

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耳かきL
耳かき

耳掃除ってどのくらいの頻度でしていますか?お風呂あがりに毎日するのが習慣という人もいるのではないでしょうか(^-^)

実は、耳掃除は毎日しなくてもいいと言われているんです!そこで、正しい耳掃除の頻度や方法、耳鼻科での耳掃除、おすすめの耳掃除道具をご紹介します♪

耳掃除の基本

耳の構造と耳垢について

正しい耳掃除をするためには、耳の構造と耳垢について知っておきましょう(^_-)耳は、耳の入り口から外耳道が伸び、奥にある鼓膜へとつながっています。その途中、耳の入り口の1cmほどの場所にあるのが、耳垢となる物質を分泌する耳垢線。耳垢たまりやすい場所は、耳垢線のある耳の入り口付近なんです☆

耳垢は、水分がないカサカサタイプと、湿り気のあるベトベトしたタイプがあり、日本人の約60%がカサカサタイプ、残り約40%がベトベトタイプなのだとか!

耳掃除の道具も、カサカサタイプは耳かき、ベトベトタイプは綿棒と耳垢のタイプで選ぶのがおすすめ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

耳垢の役割

耳

耳垢は、耳の薄い皮膚を保護する役割があり、耳の中に侵入してくるゴミやホコリをキャッチしてくれます(^-^)また、耳垢には抗菌作用もあるので、雑菌の繁殖を押さえてくれるんです。

耳垢がたまると汚いイメージがあるから、キレイに取り除いておかなければいけないと思いがち(。-`ω-)しかし、耳を正常に保つために、耳垢はある程度必要なんです。

なんで耳かきは気持ちいのか

耳かきをすると、とても気持ちが良くてクセになってしまいますよね?耳垢となる分泌物を作り排出させる役割をしている耳垢線には、アポクリン線という神経があります。

アポクリン線は、耳の他にも、乳首や脇にあり、いわゆる性感帯!アポクリン線を刺激すると、生殖器につながっている迷走神経が刺激されるので気持ちよくなるのだとか(#^^#)

また、耳掃除をして、クシャミや咳が出るという経験ありませんか?迷走神経には、異物や分泌物を吐き出す役割があります。そのため、綿棒や耳かきで耳掃除をすると、迷走神経が刺激され、迷走神経反射という反射が起こるのだとか!迷走神経反射には、クシャミや咳の他、眠気やひどいと失神してしまうこともあるそうなので、耳掃除のやり過ぎには注意Σ(゚Д゚)

耳掃除の頻度

頻度は月に1~2回

カレンダー
カレンダー (参照元: unsplash

耳掃除の頻度は、月に1~2回行いましょう(^-^)毎日耳掃除をしているという人は、耳掃除をしないと耳垢が詰まってしまうと思いますよね?耳には、自然に耳垢を外に出す自浄作用があるので、心配はいりません!

とくに、日本人の場合、耳垢がカサカサタイプの人が多いと言われています。その場合、耳垢が外に出てきやすいので頻繁に行わなくても大丈夫なんです(*‘∀‘)

耳掃除をしない方が良いと言われる理由

耳掃除をしない方が良いと言われる理由は、耳垢は皮膚を保護する役割をしているので、奥の方には溜まらないと考えられているから。入り口に向けて耳垢は出てくるようになっているので、わざわざ耳かきや綿棒を奥に入れて取り出そうとしなくても大丈夫なんです!

無理に耳垢を取ろうとすると、逆に奥の方へ押し込んでしまう可能性があります。また、耳にはたくさんの血管が集中しているので、耳の中をガリガリ掃除すると皮膚を傷付けてしまい、様々な耳のトラブルを引き起こしてしまうので不要だと考えられています☆

全くしないのも、耳のふちに垢がたまって不潔な感じがするので、月に1~2回するのがおすすめ(^_-)

耳鼻科によっては、耳垢で耳の穴がふさがってしまう耳垢塞線という症状になりやすいというお医者さんもいるので、耳の中からカサカサ音がするなど気になる場合は、耳鼻科で診察を受けてください(^-^)

過度な耳掃除はトラブルの原因に…

ネガティブな女性
女性

耳掃除は、気持ち良くてつい耳の奥へと耳かきを入れてしまいますが、様々な耳のトラブルを引き起こします(>_<)やりすぎには注意しましょう!

耳垢を奥へ押し込んだり、かゆくて耳かきでかきすぎたりすると、耳の中を傷付け細菌が入り込み外耳炎や感染症を引き起こす場合があります。最悪の場合、脳まで達して髄膜炎になることもΣ(゚Д゚)耳に違和感があったら、すぐに耳鼻科へ行きましょう!

正しい耳掃除の仕方

綿棒1本
綿棒

耳のトラブルを起こさず、清潔な耳にしておくために正しい耳掃除の仕方を紹介します\(^o^)/ 耳垢は耳の入り口から1cmの部分にたまりやすいので、その辺りを耳かきや綿棒使って優しく掃除してください☆

■耳掃除の注意点
・耳垢が詰まる原因になるので、耳かきや綿棒を耳の入り口から1cm以上のところに入れないこと。

子どもの耳掃除は、耳垢を落として鼓膜をふさいでしまう可能性があるので、耳鼻科でしてもらうのがおすすめ。

耳鼻科で耳掃除

耳鼻科へ通えるなら、自分でするよりもトラブルを回避できるので安心♡「病気でもないのに耳掃除だけで耳鼻科に行くのは申し訳ない」と思うかもしれませんが、耳鼻科は耳掃除だけでもOK(^_-)

耳鼻科での耳掃除は、持ち手がハサミのようになった長いピンセットで耳垢を取り出し、耳専用の吸引器で残った耳垢を吸い込んでくれます。5分くらいであっという間に終わるし、費用も保険適用で1000円前後♪痛みもなく、自分では取れない耳垢がごっそりとれるからすっきりしますよ♡

 

 

おすすめの耳掃除道具(タイプ別)

耳かき

スパイラルヘッド型耳かき
スパイラルヘッド型の耳かき

耳垢がカサカサタイプにおすすめなのが耳かき(*‘ω‘ *)最近では、耳かきの種類もたくさん発売されています。

●ノの字型
昔からある定番の耳かき。竹素材のものをよく見かける。

●ノの字3連型
ノの字が3連になっているので、定番のノの字型よりも耳垢をしっかりキャッチしてくれる。

●スパイラルヘッド型
ヘッド部分がスパイラル(らせん状)になっているタイプ。ノの字型よりも使い方にコツが必要。

耳を傷付けないためにも、自分が使いやすい耳かきを選びましょう(^-^)

ベビー綿棒 / 粘着綿棒

綿棒
綿棒

綿棒も太さや色など様々な種類があります。耳掃除には、ベビー綿棒や粘着綿棒がおすすめ(^_-)

●ベビー綿棒
ベトベトタイプ・カサカサタイプにおすすめなのがベビー綿棒。ベビー綿棒は、その名のとおり赤ちゃん用の綿棒なので、一般的な綿棒よりも細くなっている。

●粘着綿棒
粘着綿棒は、綿棒の片側が粘着質になっていて、耳垢が綿棒にくっつきやすく簡単に取ることができる。

自動耳掃除機

最近では電動の耳かきも登場しています。 カサカサタイプにおすすめなの自動耳掃除器は、振動で耳垢を浮かせて、吸い取ってくれる仕組み(^-^)吸引力も強すぎないので、鼓膜を傷付けることなく、耳垢を取り除けます☆ ノズル部分は、汚くなったら水洗いや交換ができるので、衛生面も問題ないでしょう。

 

まとめ

耳掃除は気持ち良くてつい頻繁にやってしまいがち(>_<)間違った方法をやり続けていると、外耳炎など耳の病気を引き起こす原因になるので、月に1~2回の頻度にしましょう♡

「耳掃除の回数が少ないと、本当に綺麗になっているか不安」という人は、耳鼻科で耳掃除をしてもらうのがおすすめ(^_-)自分でやりたいという人は、便利な自動耳掃除器もあるので、是非チェックしてみてください♪

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