最近よく耳にする「サスティナブル」なファッション♡あなたはもう取り入れていますか?
環境への配慮が注目される中、アパレル業界でもそういった取り組み(サスティナブル)が進んでいるんです。
そこで今回は、サスティナブルとは何か、具体的な取り組みや素材をはじめ、サスティナブルなファッションで人気を集めているブランドについて紹介します(*'ω'*)
Tシャツを広げる女性
(参照元:
unsplush )
最近よく耳にする「サスティナブル」なファッション♡あなたはもう取り入れていますか?
環境への配慮が注目される中、アパレル業界でもそういった取り組み(サスティナブル)が進んでいるんです。
そこで今回は、サスティナブルとは何か、具体的な取り組みや素材をはじめ、サスティナブルなファッションで人気を集めているブランドについて紹介します(*'ω'*)
貼り紙
(参照元:
unsplush )
「サスティナブル」とは、持続するという意味のsastainと、○○することができるという意味のableを合わせた用語です。
「持続可能な」という意味で使われており、「SDGs」などが話題となっている中、地球の環境を壊さず、資源を使いすぎずに、環境汚染の原因を減らしていこうとする、持続可能な会社を作る取り組みのことを指します。
なんだかややこしいという人は、環境問題に対して積極的に取り組んでいるというイメージを持つと分かりやすいかもしれません。
今注目されているサスティナブルファッションについて、より詳しく紹介します。
サスティナブルファッションとは、ファッションの生産から消費までの過程の中で、環境や社会、そして経済にも配慮されているものを指します。
ファストファッションが主流の時代には、大量に洋服やアイテムを作り、消費していました。そして、余ったものは焼却処分としていたのです。
しかし、最近サスティナブルな考え方が注目を浴び、再生可能で環境に優しい素材で作り、スローファッションと言われるように完全受注制になっているブランドも存在しています。
過剰包装をやめたり、ビニールではなく紙の包装を行ったりすることも、こうした取り組みの1つなのです。
では、具体的にどういった取り組みであれば、サスティナブルと認められるのでしょうか?
サスティナブルな取り組みと認められるためには、3つの条件が存在しています。
1.素材や生産などの過程を含み、環境に配慮した生産になっている
2.ファッションに関わる公平な貿易や雇用、安全な環境を整えている
3.フェイクレザーを使用するなど、動物保護にも取り組んでいる
ファッションの中でも、動物の毛皮を使ったものを控えるという試みは、大きな取り組みの1つです。
また、環境に配慮しているだけではなく、公平な貿易や雇用についても、安全かどうかが求められます。
これらの条件を満たしている場合には、サスティナブルな取り組みとなります。
オーガニックコットン
(参照元:
unsplush )
サスティナブルな素材は、環境負荷が少ないものを指します。
実際にファッションで使われているのは、オーガニックコットン・麻・ウールなど、天然素材です。
ウールは動物の素材ですが、動物へのストレスが少ないとされているのです。
また、再生プラスティックやバイオマスプラスチック、再生繊維などの化学繊維や合成繊維も、サスティナブルな素材として使われています。
ただし、オーガニックコットンなどの天然素材の場合、現在の栽培状況では安価で使用を拡大させることが難しいという問題もあります。
ここからは、人気のサスティナブルファッションブランドを紹介します♡
まずは、2018年にアメリカでリサイクルTシャツをメインとしてスタートしたブランド、「UP CYCLE」です。
生産の全ての工程が国内で行われており、約8キロ以内で生産することで、二酸化炭素の排出削減にも力を入れているのがポイント。
Tシャツはカラーバリエーションが豊富に揃えられているためお気に入りが見つかりやすく、日本でも人気を集めています。
また、Tシャツだけではなくバッグなどのアクセサリーも、シンプルかつオシャレなデザインが多いんですよ!
「Maison Cleo」は、母と娘の二人で経営されている、フランスのブランドです。
インスタグラムでインフルエンサーが着用したことをきっかけに、あっという間に人気ブランドにのぼりつめました。
シーズンや流行に左右されないデザインが人気を集め、完全受注制になっています。
注文が入り次第、母のクレオが作るシステムをとっているため、環境に優しいのです。
人と被らないデザインや、届くまでワクワク期間がある点も、人気のポイントとなっています。
2017年に、デザイナーのオリビア・ローズ・ハブロックが立ち上げた「Olivia Rose The Label」は、全ての商品がオリビアの手作りというブランド。
完全受注制となっているため、環境に配慮されたサスティナブルなブランドなのです。
商品も全てオーガニックコットンなど使用し、環境に優しい素材で作られています。
より環境に配慮されたブランドの洋服を着たいという人に、とても人気です。
カナダのバンクーバー発のブランド「Aritzia」も、サスティナブルなブランドとして人気があります。
2010年からサスティナビリティに着目してアイテムを作り始めました。
ファーやアンゴラは使用せず、サスティナブルなコットンやリサイクルポリエステル素材を使用しています。
アイテム数やデザインもとても豊富に揃えられており、高クオリティなブランドなんです。
梱包材も環境に優しい素材を使用しています。
フェミニンなドレスやワンピースが豊富に揃えられている「Reformation」もとても人気のブランドです。
水・エネルギー・CO2排出・ごみの排出など、できるだけ少なくすることをコンセプトとしてアイテムを生産しています。
アイテムのページそれぞれに、使用している素材の詳細が記載されているため、サスティナブルな商品も探しやすくて便利ですよ!
ワンピースやドレスをよく購入する人は、一度覗いてみてくださいね。
社会問題やアパレル業界の課題を、ファッションで解決するブランドとして2019年に日本でうまれた「EQUALAND TRUST FASHION」です。
ファッションにとどまらずに様々なサスティナブルを推進する活動に対して、とても積極的なブランドと言えます。
工場にある余分な在庫から、オーガニックな素材でアイテムを作ったり、ゴミとして捨てられることが多い、ジュースを絞った後のフルーツで染めた商品なども作られているんです。
製品のネック後ろのタグには、綿花生産者やデザイナーなど、製造にかかわった人の自筆署名がプリントされていますよ。
「和紙が作る健やかな肌」をコンセプトにして、日本でうまれたルームウェアブランド「UNDERSON UNDERSON」もサスティナブルなブランドです。
和紙糸を使用し、肌に触れる99.9%が和紙というアイテムが、環境に配慮した工程で作られています。
和紙がもっている、軽くて丈夫で調湿機能に優れ、生分解性という特徴に着目して、着心地がいいアイテムが生産されているのです。
まさに、日本らしさを活かしているサスティナブルなブランドと言えます。