【美肌菌】育菌が美肌へのカギ?!美肌の源“美肌菌”を増やす方法

【美肌菌】育菌が美肌へのカギ?!美肌の源“美肌菌”を増やす方法

2018.11.04

714

美肌の女性
美肌の女性 (参照元: unsplash

「美肌菌」って聞いたこと、ありますか?

実は誰もが持っている美肌菌は、その名のとおり美肌へと導いてくれる菌のこと!

ただし、美肌作りのカギを握るのは美肌菌の育菌。

そこで今回は、美肌の源である美肌菌を増やす方法や、逆に減少させてしまうNG行為をまとめてご紹介します。

ぜひ、美肌菌の育菌ポイントを押さえて、お肌トラブルとは無縁の美肌を手に入れちゃいましょう♡

育菌が美肌へのカギ!美肌菌って何者? 

美肌菌
美肌菌 (参照元: unsplash

私たちの皮膚の表面や毛穴のなかには、数百億以上もの菌が存在しています。

これらの菌たちは、「善玉菌」と「悪玉菌」、「日和見菌」の3つの種類に分類されます。

「善玉菌」とは、お肌にとって良い働きをしている菌のことで、表皮ブドウ菌と呼ばれる善玉菌が「美肌菌」とも呼ばれているのです!

一方、「悪玉菌」とは、お肌や皮膚にトラブルを招いてしまう悪い菌のことで、特に有名な「黄色ブドウ球菌」は、アトピー性皮膚炎との関係も指摘されているなど、お肌トラブルの原因となる菌のことを指します。

なお、「日和見菌」とは、善玉菌と悪玉菌の多いほうについて活動している菌のことで、ニキビの原因として知られるアクネ菌は、実は日和見菌であり、悪玉菌の多い状態であればニキビの原因となる一方、善玉菌が多ければ皮膚を健やかに保つ働きをしてくれるのです。

このように、3種類の菌のバランスが崩れてしまうことでお肌トラブルを招いてしまうため、美肌作りにはこれらすべての菌をバランス良く保つことが欠かせません!

美肌菌が美肌作りにつながる理由は? 

肌に潤いを与えてくれるグリセリン・セラミドの生成

潤っている肌
潤っている美肌 (参照元: unsplash

美肌菌とも呼ばれる表皮ブドウ菌は、汗や皮脂を食べ、グリセリンというお肌に潤いを与えてくれる成分を排出します。

このグリセリンとは、化粧品などにも保湿成分として使用されており、透明感のあるお肌作りには欠かせない成分なのです◎

特に、化粧品に含まれているグリセリンは、表面からしか保湿することができない一方、美肌菌は角質層のなかにグリセリンを分泌するため、角質層が潤いお肌が内側から潤うだけでなく、お肌のバリア機能まで活性化することができちゃうのです!

また、美肌菌が排出するグリセリンには、同じ保湿成分であるセラミドを作り出す働きもあります。

皮膚で作られているセラミドは不足すると角質層の潤いが失われてしまうものの、美肌菌である表皮ブドウ菌がセラミドの生成を助ける働きも行うため、お肌に潤いを与え続けることができるのです。

さらに、悪玉菌を退治するペプチドを生成することもできる美肌菌は、美肌を作るのはもちろん、守ることだってできちゃう美肌作りには欠かせない菌なのです◎

この美肌菌によって、お肌に潤いを与え、キメ細かな美肌へと導いてくれることによって、お肌の表面に凹凸が少なくなり、毛穴の目立たない憧れの美肌へとグンと近づけること間違いなしです♡

美肌菌を増やすのが美肌へのカギ!美肌菌を増やす方法って?

メイクはクレンジングでしっかり落とす

クレンジング
クレンジングオイル

美肌作りに欠かせない美肌菌を増やすためには、お肌に汚れを残さないようにしっかりとクレンジングすることが大切です。

メイク汚れなど、お肌の汚れにいって雑菌が繁殖してしまうと、お肌トラブルの原因となってしまうため要注意です!

特に、毛穴に汚れが溜まってしまうと、アクネ菌が増殖し厄介なニキビができてしまうことに…。

そんなお肌トラブルを招かないためにも、クレンジング剤にはお肌への負担を最小限に抑えるため天然成分でできたものを選ぶほか、落ちにくいアイメイクにはポイントメイク用のクレンジングを使用するなど、いかにお肌に優しく、しっかりと汚れを落とすかがポイントです◎

洗顔はしっかり泡だてて優しく

いっぱいの泡
いっぱいの泡 (参照元: unsplash

お肌に常に存在している美肌菌だけれど、お肌に強い刺激を与えてしまうと剥がれ落ちてしまうため要注意。

特に、洗顔時にお肌をゴシゴシと擦ったり、熱いお湯で洗顔をすることで美肌菌を剥がしてしまっているかもしれないため、美肌菌を守るためにも洗顔のポイントを再確認してみて!

【洗顔のポイント】

①洗顔料には刺激の少ないものを選ぶ

②洗顔料はしっかりと泡立てる

③お肌に泡を乗せるようにしながら、擦らずに洗顔する

④熱いお湯でなく、ぬるま湯でよくすすいで泡を落とす

※刺激の強いスクラブ洗顔などは避け、とにかくお肌に優しい洗顔で汚れを取り除きましょう!

また、泡の落とし残しも雑菌を繁殖させる原因となるため、髪の生え際や眉毛など、泡が残りやすい部分までしっかりとすすぎ落としを徹底することが大切です◎

朝の洗顔は洗顔料を使わないのがおすすめ 

水道
蛇口

美肌菌を増やすためには、朝の洗顔には洗顔料を使わず、ぬるま湯もしくは水のみで洗顔するのがおすすめです◎

朝に洗顔料や石鹸を使用することで、眠っているあいだに分泌された汗や皮脂だけでなく、美肌菌そのものを剥がしてしまうため、洗顔料や石鹸を使った洗顔は1日1回、夜のみ行うのがベストです!

洗顔のポイントを押さえながら、美肌菌の増えやすいお肌環境に整えていくことが大切です。

洗顔後の保湿はしっかりおこなう

クリーム
クリーム

保湿効果も備えている美肌菌とはいえ、洗顔後にしっかりと保湿ケアをしていないとお肌が乾燥してしまいお肌そのものの状態が悪くなってしまいます。

そうなると雑菌の繁殖はもちろん、美肌菌が減ってしまうことに繋がるため要注意!

洗顔後は、化粧水だけでなく乳液やクリーム、美容液などを使ってお肌の保湿を入念に行うことが大切です◎

こうした日々のスキンケアを徹底していれば、潤いのあるお肌でバリア機能を高めることができるため、美肌菌以外の雑菌が繁殖してしまうのを防ぐ効果も期待できます!

ただし、アルコール類はお肌の乾燥を悪化させてしまううえ、美肌菌の数を減らしてしまう原因に繋がってしまうため、スキンケア製品を選び際にはアルコールフリーのものを選ぶのがポイントです。

適度な運動で肌の新陳代謝をUP 

ストレッチ
ストレッチをしている女性

汗や皮脂を食べている美肌菌である表皮ブドウ球菌のためにも、適度な運動は欠かせません!

日々適度な運動をすることを習慣づければ、お肌の新陳代謝がアップして汗だけでなく皮脂の分泌も促進されるため、美肌菌にとって良い環境を作ることができるのです。

とはいえ、日中にかいた汗や皮脂はお風呂で流れてしまうため、できれば眠る前に少しだけ汗ばむ程度のストレッチやヨガがおすすめです◎

眠る前に習慣にすれば、美肌菌のための環境作りはもちろん、睡眠の質を高めることにも効果的です。

美肌菌を減少させるNG行動

ストレスをためる

ストレス
ストレスが溜まっている女性 (参照元: unsplash

ストレスを溜めてしまうと自律神経が乱れ、皮脂が過剰に分泌されるだけでなく、ホルモンバランスの崩れや睡眠不足、腸内環境の悪化と様々なところで悪影響を及ぼしてしまいます。

美肌菌は皮脂を食べるとはいえ、過剰分泌されれば悪玉菌の繁殖が促進され、お肌トラブルの原因になってしまううえ、腸内環境が悪化することで体内の毒素がお肌へと巡ってしまうことも…。

そうならないためにも、ストレスは溜め込まず、ストレスを感じたときにはすぐに適度な休息を取ることが大切です◎

肌を必要以上に触る

女性の口元
女性の口元

皮脂や汗を食べる美肌菌だからこそ、必要以上にお肌に触れてしまうことでせっかくの美肌菌を落としてしまったり、反対に雑菌をお肌に付着させてしまうことも…。

そのため、頬杖をついたりなど、必要以上に頬に触れる動作は意識的に控えるのがベスト◎

痒さで顔を引っ掻いてしまうのも、お肌を傷つけてしまうことはもちろん、お肌にダメージを与えて美肌菌を減らしてしまうことにも繋がるため要注意です。

特に、日々のメイクやスキンケア時にも、必要以上にお肌に触れないよう気をつけましょう!

化粧水や乳液のつけすぎ 

化粧水ローション
化粧水ローション

美肌作りに欠かせない保湿とはいえ、美肌菌のことを考えるのであれば化粧水や乳液などのつけすぎにも注意が必要です。

化粧水や乳液を必要以上につけ過ぎてしまうと、殺菌成分やその他の保湿成分によってお肌に存在している美肌菌を減らしてしまう可能性が…。

何事も適度を意識して、保湿ケアを続けましょう!

まとめ

いかがでしたか?

美肌作りのカギを握っているといっても過言ではない「美肌菌」だからこそ、ご紹介したポイントを押さえて美肌菌を増やしちゃいましょう!

洗顔方法や保湿ケアの際に気をつけるポイントなど、日頃から美肌菌の育菌を意識しながら過ごせば、お肌の内側から驚くほどの美肌になれちゃうこと間違いなし♡

ぜひ、美肌菌の効果を自らのお肌で実感しちゃいましょう!

facebook
twitter