年末年始につい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして辛い胃もたれに悩まされた…という人も多いのでは? そんな人に読んでもらいたい、胃もたれの原因から解消法、予防策までをまとめてご紹介。 できれば味わいたくない辛い胃もたれは、簡単にできちゃう予防策でしっかりと対策を。 また、万一胃もたれになってしまったという人でも、できるだけ早く胃もたれを解消する方法でスッキリしちゃいましょう!
【胃もたれ】解消法を教えて!食べ物や飲み物の摂りすぎたときの対処
胃もたれをする女性
冬になると食べちゃうの…胃もたれ問題
胃もたれって?
ベッドの上で胃もたれをする女性
(参照元:
いしゃまち )
食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると、翌日胃のあたりがむかむかとして苦しくなった経験のある人も多いはず。 でも、これだけだと胃もたれかもしれないし、胸焼けかもしれないから、まずはこれら2つの症状の違いを知っておくことが大切です。 胃もたれとは、胃のなかにある食べ物や飲み物が消化しきれずに停滞してしまう、いわゆる胃の運動機能の低下によって起こる症状のことで、むかむかしたり、胃が重たく感じられるのが特徴。
一方の胸焼けは、胃酸が過剰に分泌されてしまうことによって起こる食道の不快感で、胸の真んなかあたりがチリチリと感じられるのが特徴です。 このように感じられる症状の特徴に違いはあるものの、胃もたれも胸焼けもどちらも食べ過ぎや飲み過ぎが原因でなってしまうことが多いのです。
胃もたれって何でなる?
食べ物編
湯気が立つチキン
(参照元:
stocksnap )
胃もたれしやすい食べ物といえば、最もよく知られているのが唐揚げやトンカツなど、脂肪分からできている食べ物。 脂肪分が多い食べ物は消化するのに時間がかかるため、胃もたれに繋がってしまうのです。 このような唐揚げやトンカツなどのあからさまに脂っこい食べ物以外でも、カレーやシチューなども消化の良い食べ物とはいえないので、見た目で判断するのではなく、消化が悪い食べ物=胃もたれしやすい食べ物という認識をすることが大切です。
飲み物編
グラスに注がれた飲み物
(参照元:
stocksnap )
飲み過ぎた次の日に胃もたれを経験したことのある人ならわかるように、アルコール類は特に胃もたれの原因になりやすい飲み物。 これは、刺激の強いアルコールを飲むことで、胃酸が過剰に分泌されるため、胃粘膜が傷ついてしまうことが原因です。 アルコールの飲み過ぎは胃もたれの大きな原因となってしまうため、要注意です。
HELP!今すぐ治したい胃もたれの解消法
食べ物や飲み物を控えて胃を休ませる
キウイとキウイジュース
(参照元:
stocksnap )
脂っこい食べ物の食べ過ぎや、アルコール類の飲み過ぎが原因で引き起こされた胃もたれの解消法におすすめなのが、しばらく飲食を控えてしっかりと胃を休ませてあげること。 食べ過ぎや飲み過ぎで胃を酷使してしまったがために、胃が疲労し働きが低下してしまっているのです。 そのため、胃酸が出にくい状態になり消化が上手くできずに、胃もたれを引き起こしてしまっているというわけ。 だからこそ、そんな疲れて正常な機能が働いていない胃をしっかりと休ませてあげるためにも、しばらくのあいだは飲食を控えることが有効なのです◎
胃もたれを解消する飲み物を飲む
野菜の飲み物
(参照元:
stocksnap )
しばらく飲食を控えて胃を休ませてあげるほかにも、胃もたれを解消させてくれるような胃に優しい飲み物を飲むことも有効です。 なかでも、りんごやキャベツ、大根、りんご、みかんなどには、消化を促進させる成分が含まれているのでおすすめの食材◎ もちろん、胃に優しい食材をそのまま食べて胃に入れるのもいいけれど、ミキサーなどでお好みにスムージーなどにすれば手軽にたくさん摂取できるので一石二鳥です! たとえば、りんごとキャベツのスムージーなどを飲んで、できるだけ早く胃もたれを解消させちゃいましょう。
右横向きになって寝る
青い目をした猫
(参照元:
stocksnap )
睡眠不足やストレスが自律神経の乱れに繋がって、胃もたれを悪化させてしまうことに。 そのため、胃になるべく負担をかけない姿勢で良い眠りにつくのも、胃もたれの解消法としてとっても効果的。 胃のなかにある食べ物や飲み物を流れやすくするためにも、身体の右側が下になるように右横向きになって寝ることがおすすめです。
ぬるめのお湯に浸かる
ぬるめのお湯
(参照元:
stocksnap )
ストレスを感じることは、自律神経を乱し、胃もたれを悪化させてしまう原因にも繋がってしまいます。 そもそも自律神経には交感神経と副交感神経があり、胃の働きを調整しているのが副交感神経です。 この副交感神経を上手く機能させるためにはリラックスすることがとっても大切。 ぜひ、ぬるま湯のお風呂にゆっくり浸かってリラックスタイムを過ごしましょう! また、胃もたれの解消法としておすすめなのが、お風呂でリラックスしながらも、ゆっくりと息を吐き、助骨をマッサージをすること。 そうすることで、ツボが刺激され胃もたれが解消されるのです。
ただし、食事の前に入浴する場合には、最低でも30分〜1時間ほど空けて食事をするようにすることが大切です。 普段からストレスフリーな生活を心掛けることも、胃もたれの解消だけでなく予防にも効果が期待できるはず!
大根おろしを食べる
大根おろし
(参照元:
飯田屋 )
胃もたれで辛いけれど、何か胃もたれの解消にもなる食べ物を口にしたいというときもあるはず! そんなときにおすすめなのが、大根おろし。 消化の悪い食べ物であっても、大根おろしを食べることで消化を良くする働きが期待できるのです! そんな嬉しい効果があるからこそ、脂っこい料理に大根おろしが添えられていることが多いのです◎ また、大根おろし以外にも、レモンやキャベツ、オクラや山芋などにも消化を促進する働きがあるから、ぜひ胃もたれで苦しいときこそ、意識的にこうした消化の良い食べ物を取り入れてみて。
【油ものによる】胃もたれを防ぐためには?
胃薬を飲んでおく
胃薬
(参照元:
stocksnap )
胃もたれで苦しい思いをする前に、事前に予防策を取ることも大切です。 胃もたれになってしまうかも…というような飲み会の前などには、胃粘膜保護剤などの胃薬を飲んでから行くという人も多いはず。 ただし、やはり薬に頼りきってしまって暴飲暴食を続けるのは身体にとって負担でしかないからこそ、暴飲暴食が避けられないようなときにだけ胃薬に頼って、そのほかは自分で暴飲暴食しないように心掛けることが大切です。 また、食べ過ぎ、飲み過ぎの胃を優しく労ってくれる働きのある胃薬だから、御守り代りに鞄に入れておくのもいいかも◎
しっかり咀嚼をする
食べ物を食べるリス
(参照元:
stocksnap )
食べ物はよく噛んで食べることが大切!ということを頭でわかっていても、実際に毎回の食事で実践できている人は少ないはず。 しっかりと咀嚼をすることで唾液が多く分泌され、消化に欠かせない消化酵素のアミラーゼが分泌されるからこそ、胃もたれの予防にも咀嚼が効果的なのです! そのため、胃もたれに繋がりそうな脂っこい食事のときには、特に咀嚼をしっかりするように心掛けましょう。 慣れるまではなかなか大変な咀嚼だけれど、苦しい胃もたれを予防してくれると思えば頑張れるはず! 口に食べ物を入れたら最低でも30回は咀嚼することを意識して、脂っこい食べ物も胃もたれを起こさずに美味しくいただいちゃいましょう。
【アルコールによる】胃もたれを防ぐためには?
おにぎりを食べておく
おにぎりと梅干し
(参照元:
photoAC )
アルコールによる胃もたれを防ぐには、胃が空っぽの状態でアルコール類を飲まないことが大切です。 これは、食べ物が胃にある状態でアルコールを飲んだときのほうが、アルコールの吸収速度を遅らせることができ、、血液中のアルコール濃度も穏やかになるから。 そのため、アルコール類を飲む前には、何でも良いから食べ物を胃に入れておくことが大切なのです。 なかでも、コンビニなどでも簡単に購入することができ、手軽にどこでもすぐに食べられるおにぎりがおすすめ◎ もちろんお菓子などでも代替えはきくので、とにかく空腹のままアルコール類を胃に入れて辛い胃もたれを起こさないように心掛けましょう。
元気な状態でいておく
元気な少女
(参照元:
stocksnap )
いくらアルコールに強い!という人であっても、風邪をひいているときや身体が弱っていて元気のない状態でアルコール類を飲めば、すぐにアルコールが回ってしまい、胃もたれの原因に繋がることがあるので要注意。 実際に、いつもはどれだけ飲んでも胃もたれになったことがないのに…という辛い経験をしたことのある人もいるはず。 そのため、飲み会などの予定に合わせて万全の体調に整えていくことも大切な胃もたれの予防策なのです! また、万一飲み会当日になって体調が優れない場合には、くれぐれも夜更かしや深酒をしないように心掛けることを忘れずに◎