第一印象などにも影響を与える歯並びだからこそ、コンプレックスに感じている人も少なくないのでは?
子どもの頃から矯正が必要な人もいれば、大人になってから急に崩れてきてしまう人もいる歯並びだからこそ要注意。
今回は、自分の歯並びタイプとそれぞれの原因、矯正で治す方法についてご紹介します!
口を開けたときに見える歯並びは虫歯などにも影響を与えるため、悩んでいるなら一歩を踏み出して矯正を始めるのがおすすめです◎
歯並び
(参照元:
unsplush )
第一印象などにも影響を与える歯並びだからこそ、コンプレックスに感じている人も少なくないのでは?
子どもの頃から矯正が必要な人もいれば、大人になってから急に崩れてきてしまう人もいる歯並びだからこそ要注意。
今回は、自分の歯並びタイプとそれぞれの原因、矯正で治す方法についてご紹介します!
口を開けたときに見える歯並びは虫歯などにも影響を与えるため、悩んでいるなら一歩を踏み出して矯正を始めるのがおすすめです◎
イーの顔
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unsplush )
歯並びと虫歯って結び付きにくいかもしれませんが、実は歯並びが悪いと虫歯になりやすいんです!
なぜなら、歯並びが悪いと歯磨きのとき1本1本の歯にしっかりと歯ブラシが当たりにくく、しっかりと磨けていないことも多いため。
歯ブラシが届かずしっかりと磨けていなければ、虫歯の原因となる歯石が溜まってしまい、虫歯になるリスクが高まってしまいます。
また、歯並びが悪いとよく噛むことができず、唾液の分泌が減るため、歯の自浄作用が正しく働かないことも、虫歯のリスクを高めるひとつの原因です。
スイーツを食べる
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歯並びのタイプによっては、噛み合わせが悪く、食事中に上手く噛めないこともデメリットのひとつです。
しっかりと噛めていないうちに食べ物を飲み込んでしまうため、消化がしにくくなるなど、歯だけでなく胃腸にも悪影響を与えてしまいます。
また、食べ物に当たらない歯はいつも同じ歯となるため、どんどん症状が悪化してしまうといったリスクもあります。
このように、噛みあわせが悪い歯は放っておくとどんどん悪化してしまうため注意が必要です。
横顔の口
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歯並びが悪いと、気になるのが見た目の印象ですよね…。
特に前歯など、口を開けたときに見える部分の歯並びは相手からどう見られているのか気になってしまうもの…。
歯並びが極端に悪いまま放置していると、虫歯や歯の黄ばみなども重なって、印象も悪くなってしまうリスクもあるでしょう。
実際、世界では歯の健康状態で人の生活水準を判断する文化などもあり、歯並びは相手へのマナーとしても気をつけるべきポイントといえます。
噛み合わせたとき、上の歯よりも下の歯が前に出てきてしまっているタイプが「受け口型」です。
下あごが出ているのが特徴の受け口型は、先天性の場合が多いものの、舌や唇の筋肉における癖が原因になっていることも…。
この受け口型は、悪化すると発音障害や上手く咀嚼できないなどといった問題を引き起こすため要注意。
特に受け口型は、成長するごとに治しにくくなるため、早めの対処が必要です。
前歯が上手く閉じないタイプを「開咬型」といいます。
原因としては、小さいときに長期間指しゃぶりが癖になっていたり、口呼吸が頻繁だったり、舌で上あごを押す癖があったりなど、いくつかの原因が挙げられます。
開咬型の場合、奥歯ばかりがくっついているため、奥歯のすり減りが早くなるリスクがあります。
また、口の中が常に乾いた状態になりやすいことから、口臭などの原因にもつながってしまうといった問題も…。
上下が上手く噛み合っていない状態を「交叉咬合型」と呼びます。
この交叉咬合型は、あごの成長過程においてバランスが崩れていたり、頬杖の癖や咀嚼に偏りがあったりといったことが原因になります。
交叉咬合型の状態が悪化すると、咀嚼しにくくなるため、さらに偏りが悪化することに…。また、顔の歪みや頭痛。肩こりを引き起こすなどといった問題があります。
歯の成長が均一でなく、大きさや形などがバラバラになってしまって歯並びが悪いタイプのことを「叢生(そうせい)型」といいます。
開咬型と同じように、長期間の指しゃぶりや口まわりの筋肉における癖などが原因です。
歯の成長が均一ではない叢生型の場合、咀嚼や歯磨きに影響が出てくるでしょう。
そのため、虫歯や歯周病、口臭などといったさまざまなお口トラブルの原因につながってしまいます。
「すきっ歯型」は、名前の通り、歯と歯のあいだに隙間ができて歯並びが悪くバラついて見えてしまう状態のことです。
もともと歯の数が少ない方の他、左右であごの筋肉の発達に差がある方になりやすいのが特徴です。
すきっ歯型は、成長するうちに発音障害の原因につながってしまうことも…。
また、歯と歯の隙間に食べ物が詰まりやすいことから、歯周病や虫歯などの原因につながってしまいます。
前歯が極端に前へ出ているタイプが、「出っ歯型」です。
生まれつきの骨格が原因で出っ歯になっていることもある一方、指しゃぶりや舌で歯を押すなどといった癖も出っ歯型の原因につながります。
出っ歯型の場合、前歯が極端に前に出ていることから口をしっかりと閉じられず口の中が乾きやすく、口臭のリスクが高まりがち…。
また、見た目のコンプレックスにつながってしまうことも多いです。
歯科矯正グッズ
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歯並びの悪さは、残念ながら自然にきれいになることはほとんどありません。
基本的には、成長するにつれて悪化してしまうのがほとんど…。
ただし、症状が軽度であれば、市販のマウスピースを使ったり口まわりの筋肉を鍛えたりすることで治せることもあります。
一方、口まわりの筋肉や使う歯の偏りによる症状ではなく、歯そのものの症状が大きい場合には、基本的に矯正が必要となることを覚えておきましょう!
ワイヤー矯正
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矯正方法として最も知られているのが「ワイヤー矯正」です。
その名から分かるように、矯正が必要な箇所にワイヤーをつけて歯の形を矯正していきます。
金額の相場は65万円以上ですが、タイプによって前後します。
最近では表からワイヤーが見えないようにする裏矯正の他、金属素材ではないワイヤーを使うなどさまざまなタイプが出てきています。
どのタイプでも、基本的に2年以上の矯正期間が必要です。
矯正期間は長く感じるかもしれないけれど、筋力をつけるなどといった自身の労力はいらず最もきれいに歯並びが改善するといったメリットがあります!
ワイヤー矯正のように「矯正器具をずっとつけているのが嫌…」という方や「矯正器具が目立たないようにしたい」という方におすすめなのが、「インビザライン」です。
透明のマウスピースをつけるため、一見気づかない上、食事や歯磨きをする際には取り外すことができるので、衛生面でもメリットがあります。
金額の相場は55万円程度からで、2年以上の期間が必要です。
取り外せるといったメリットがある反面、自身がどれぐらい装着しているかといった長さが重要になってくることを覚えておきましょう!
「MRC」とは、マウスピースの装着とともに、口まわりの筋肉トレーニングが必要となる矯正方法です。
一般的に子どもの矯正に多く使われている方法で、早期の歯並び矯正に効果的とされています。
金額相場は36万円程度で、マウスピース装着とトレーニングを2年間ほど続けます。
その後、歯並びの状態によってさらに矯正する場合には、先にご紹介したような他の矯正方法に移行するといった流れになります。