【舌磨き】しないほうがいい?効果や正しいやり方

【舌磨き】しないほうがいい?効果や正しいやり方

2022.03.11

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舌磨き 女性

口臭予防や口内環境を保つための習慣として、歯磨きと一緒にやる人が多い「舌磨き」。

ただ単に舌を歯ブラシでゴシゴシと磨けばよいと思っている人もいるでしょうが、やり方を間違えると口のなかを傷つけてしまったり、逆効果になったりします。

そこで今回は、舌磨きの正しいやり方やおすすめの歯磨きグッズについて紹介します。

舌磨きしてる?

口元に手を当てる女性

舌を見てみると、白い部分がありますよね。

これは舌苔といい、食べた物のカスや口からはがれた粘膜などがたまったものです。

これを放置しておくと、口臭や粘着き、味覚障害などの原因になったり、口内衛生を阻害したりします。

そのため、定期的に舌を掃除することで、口のなかを清潔に保つ必要があるのです。

最近では、若い人のなかでも舌磨きが注目されていることから、グッズなども注目を集めていますよ!

期待する効果

歯磨き

舌磨きに期待できる効果として、おもに口臭予防が挙げられます。

生活習慣としての浸透度はとても低いのですが、口臭が気になる人や、口臭を事前に予防しておきたい人にはおすすめです。

うがい薬を使用しても口臭がなおらない場合、舌磨きによって落ち着くこともありますよ!

また、舌苔はカビの一種のため、放置しておいて体内に入った場合、体調不良に繋がる可能性も。

こうしたリスクも考えて、除去しておいたほうがよいでしょう。

舌磨きはしないほうがいいの?

はてなの雲

舌磨きをしないほうがよいと言われる理由は、舌を磨きすぎたり、口の中を傷つけたりすることがあるためです。

舌磨きはやりすぎたり、徹底的に舌苔を取り除こうとしてしまうと、舌苔を傷つけてしまう可能性があります。

また、舌苔を取りすぎるとできやすくなってしまうということもあり、舌磨きはやめたほうがよいと言われるのです。

舌磨きをするときには、正しいやり方を覚えて、優しく丁寧におこなうことが大切です。

正しい舌磨きのやり方

頻度は1日1回

カレンダーを持つ

下手に舌磨きをして口内を傷つけることがないよう、正しい舌磨きのやり方を覚えておきましょう!

舌磨きの理想の頻度は1日1回です。

歯磨きのたびにやってしまうとやりすぎなので、注意してくださいね。

舌磨きをしすぎてしまうと、舌苔を取り除きすぎて逆に増やしてしまうことに繋がります。

夜に1日の汚れを取り除くイメージでやっておく程度がよいでしょう。

舌ブラシを使う

舌ブラシ

歯磨きと同じブラシで舌を磨くのはやめておきましょう!

同じブラシではなくても、歯ブラシではなく、舌磨き専用のブラシを使うことをおすすめします。

舌磨き専用のブラシは柔らかいものが多くあったり、枝が曲がって喉奥を刺さないように作られていたりするものが多くあります。

口の中を傷つけにくくする意味でも、舌磨きは専用のブラシでおこないましょう!

優しく奥から手前に動かす

歯磨き粉

舌磨きをするときには、優しく奥から手前に動かしましょう。

舌の表面のざらつきが、ブラシを奥から手前に動かしたときに持ち上がって汚れが取れやすくなります。

また、手前から奥に動かしてしまうと、何かのはずみで喉を突き刺してしまう可能性もあるため、奥から手前の流れは必ず守りましょう!

そして、磨くときにはできる限り優しくなでるような感じで磨いてくださいね。

無理に綺麗にしない

NO_L

舌磨きは、無理に綺麗にしようとしないことが大切です。

口のなかは柔らかく、粘膜が張っていることから、磨きすぎてしまうとウイルスが入りやすくなるなど傷つきやすいといえます。

舌磨きをしはじめると、ちょっとでも白いところがあっては嫌だと感じ、念入りにやってしまいがちですが、やりすぎは禁物。

無理に取らないように意識しながら舌磨きをしてみてくださいね!

おすすめの舌磨きグッズ

デンタルプロ 舌ブラシ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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おすすめの舌磨きグッズをまとめました!

まずは、デンタルプロの舌ブラシ。

舌触りがよい超ソフトなブラシで、やさしくしっかり汚れを取り除きます。

一般的な舌磨きのブラシも柔らかいものが多いのですが、こちらはそれらよりもずっと柔らかく、舌が傷つきにくいです。

また、ヘッド部分が薄くできていることから、口を大きく開くことなく舌を磨けます。

くわえて、舌磨きのときにありがちな嘔吐反射も防げるでしょう。

Dr T's 舌苔美人

Dr T's 舌苔美人は、シリコンのへら型ブラシが特徴的なグッズです。

なでながら舌の汚れをしっかり落とすのですが、ブラシではないため口内が傷つきにくいのです。

なめらかで優しい磨き心地なので、徹底的に優しく舌磨きしたいという人にピッタリ。

へらなので、ブラシのように広がったりせず、長持ちしやすい点もポイントといえるでしょう。

カロガモ プラニーク 舌ケアペースト

カロガモ プラニーク 舌ケアペーストは、汚れを吸着して落としやすくするサンゴパウダーと、マンナンが含まれているペースト。

発泡剤や研磨剤が含まれていないことから、低刺激でやさしく汚れを落とせます。

味もやさしいミント味なので、磨いた後はスッキリしつつも刺激が少なく人気がありますよ!

ライオン NONIO 舌専用クリーニングジェル

ライオン NONIO 舌専用クリーニングジェルは、口臭ケアで人気があるNONIOの舌専用クリーナーです。

口臭を予防する殺菌成分は含まれていないものの、研磨剤無配合かつしっかり舌の汚れを落とせるジェルとなっています。

清涼感が強めのミント味なので、1日の汚れを夜すべて落としてスッキリしたいという人にもおすすめ!

参考サイト

まとめ

今回は、舌磨きについての知識や、期待できる効果、正しいやり方などについて紹介しました♪

舌磨きはやりすぎたり力を入れてゴシゴシするのは、口内を傷つけてしまったり、逆に舌苔をできやすくしてしまったりする可能性があるためNGです。

しかし、無理にではなく丁寧に、舌磨き専用のグッズを使用しておこなえば、舌や口内を傷つけることなく上手に磨けます。

口臭が気になる人、口のなかがスッキリしない人は、ぜひ1日1回夜の歯磨きタイムに試してみてくださいね!

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