普段私たちが酷使している体だからこそ、知らないうちに凝り固まっています。
体の凝りを放っておくと、全身の歪みを招いたり、体調不良を引き起こしたりする原因にもつながってしまうため要注意!
そこで今回は、全身を解きほぐすことで歪みも改善できる筋膜リリースについてまとめてご紹介します。
また、効率良く筋膜リリースができるローラーを使った方法もご紹介するため、ぜひ参考にしながら体を解きほぐしてあげましょう♡
筋膜リリースローラーL
普段私たちが酷使している体だからこそ、知らないうちに凝り固まっています。
体の凝りを放っておくと、全身の歪みを招いたり、体調不良を引き起こしたりする原因にもつながってしまうため要注意!
そこで今回は、全身を解きほぐすことで歪みも改善できる筋膜リリースについてまとめてご紹介します。
また、効率良く筋膜リリースができるローラーを使った方法もご紹介するため、ぜひ参考にしながら体を解きほぐしてあげましょう♡
室内 ヨガ
筋膜とは、筋肉を包んでいる組織膜のことで、筋肉全体に張り巡らされています。
筋膜は筋肉全体を覆っている最外層にある筋外膜をはじめ、いくつかの筋線維を束ねて覆った筋周膜、筋線維1本1本を包む筋内膜の3つに分けられます。
柔らかい組織である筋膜には、萎縮や癒着しやすいといった特徴があり、萎縮や癒着することで痛みやコリなどのトラブルを引き起こしているのです。
このように痛みやコリの原因にもつながる筋膜は、組織の第2の骨格といわれるほど重要な役割を持っています。
そのため、体を解きほぐすひとつの方法として筋膜リリースが注目されているのです!
背中で手を合わせる
筋膜リリースとは、筋膜の滑りを良くしながら萎縮や癒着した状態から筋肉をほぐしてスムーズに動かしてあげることを指します。
筋肉をほぐすためには、筋膜の萎縮や癒着を引き剥がしたり、引き離したり、こすったりしながら筋膜を正常な状態に戻す必要があります。
とはいえ、筋膜がほぐされるのは一時的なことであるため、筋膜リリースを定期的に行うことが大切です。
定期的にしっかりと筋膜をほぐせば、コリや痛みが発生しにくい状態をキープできます!
健康
筋膜リリースのひとつ目の効果として、疲労回復が挙げられます。長時間筋肉を動かしていないと、筋肉は固まってしまいます。
固まった筋肉をほぐすためには、筋膜リリースするのが有効です!そうすれば筋肉が動かしやすくなり、体の可動域も広がるとともに柔軟性が高まるため、血行が良くなり疲労回復効果も得られるというわけです◎
背中
長時間座っていたり、ケータイを見ていたりすると、自分でも気付かないうちに自然と猫背になってしまいがちです…。
猫背になった姿勢をそのままキープしてしまうと、筋肉は凝り固まって筋膜も萎縮してしまうため要注意。
そこで筋膜リリースを行えば、首筋や背中に通じる筋膜がほぐれて萎縮がはがれるため、姿勢の改善効果も期待できます!
また、猫背を改善すれば、自然と二重あごの改善にもつながるため、姿勢はもちろんフェイスラインまでスッキリとします◎
二重あごが気になっているのであれば、筋膜リリースで姿勢とともに改善するのがおすすめです!
肩甲骨への手技L
パソコンやスマホのしすぎが原因で、肩こりや首こりに悩んでいる方も多いんです。
肩や首がこっていると、血流不全や老廃物排除の妨げになってしまうため、筋膜リリースによって筋肉を滑らかに動かせるようにすることが大切です◎
凝り固まった筋肉が動かせるようになれば、老廃物の排除もスムーズに行われるため、肩こりや首こりの改善にも効果が期待できるでしょう!
さまざまな効果が期待できる筋膜リリースですが、従来は直接手で筋肉を掴むことによってこりを剥がしたりこすったりする必要がありました。
直接手ですることから力が必要で、簡単に筋膜リリースするのは難しかったのです…。ところが、最近では「筋膜リリースローラー」という便利なものがあるため、要チェック!
形の異なる凹凸が複数ついているローラーをコリのある部分にあてながら転がすだけで、筋膜に対して適度な刺激が加わって萎縮をほぐせるという優れもの◎
あてる場所によっては、体勢を変えるだけで良いため、無駄な力を必要とせず女性でも自分で簡単に筋膜リリースができます!
筋膜リリースローラーを使って、まずはふくらはぎあたりにある「腓腹筋」をほぐしていきましょう!
足首を動かす際に必要となる腓腹筋は、筋膜リリースでほぐすことによって、歩くときの足首への負担を軽減することができます。
お尻をついて座ったまま、筋膜リリースローラーの上にふくらはぎを置き、体重をかけて転がすだけととっても簡単です!
そのため、立ち仕事などで足に疲労が溜まっている方は、腓腹筋ほぐしでスッキリと筋膜リリースしちゃいましょう♡
ひざ周りにかかる負担を軽減したい方には、太ももの外側にある繊維状のじん帯である「大腿筋膜張筋・腸脛靭帯ほぐし」がおすすめです◎
太ももの外側にある大腿筋膜張筋・腸脛靭帯をほぐしておけば、ひざ周りにかかる負担の軽減につながります。
また、走るときなどにも体幹を保つために力の入る部分であることから、横ブレを防ぐのにも効果的です!
座ったまま足を横に倒して、ひざよりも上の太もも部分を筋膜リリースローラーに乗せて転がすことで、適度な刺激がしっかりとほぐしてくれます。
脇から背中にかけて広がる「広背筋」もしっかりと筋膜リリースでほぐしてあげれば、疲労回復にもつながります。
こり固まっていると肩甲骨の動きが悪くなり、腕を上げにくくなる原因にもつながってしまいます…。
そこで、寝転がった状態で脇の下に筋膜リリースローラーをあてて転がすだけで、背中にある大きな広背筋が刺激を受けてスッキリと疲れが取れます!
胸にある「大胸筋」は、こわばってしまうと猫背の原因になってしまう筋肉です。
この大胸筋を筋膜リリースでしっかりとほぐしてあげれば、猫背だった姿勢も胸を張ることができるため、姿勢が良くなるのはもちろん、呼吸もしやすくなります!
また、大胸筋をほぐした上で筋トレを行えば、効率的なバストアップにもつながるため、バストアップを目指したい女性は大胸筋ほぐしもおすすめです◎
筋膜リリースローラーの中でも、リーズナブルな価格と耐久性の高さから人気なのがTrigger Pointの「グリッドフォームローラー」です。
痛くないように計算された凹凸が、全身に程よい刺激を与えてくれる上、適度な弾力があって体を痛める心配がないことも人気の秘訣です!
筋膜リリースローラーを試したことのない方も、ぜひチェックしてみてはいかが?
初心者にもおすすめなのが、IMPHYの「フォームローラー」です。突起物が3種類あり、それぞれが体を適度に刺激することで筋膜をしっかりとほぐしてくれる優れもの◎
筋肉の場所によって使い分けしやすいのも特長だから、初心者にも使いやすくておすすめです!
また、290kgまでの耐久性があるため、どんな体型の方でも体重をしっかりとかけながらストレッチできます。
現在すでに筋膜リリースローラーを愛用している方など、初心者ではなく、筋膜リリース上級者におすすめなのがKOOLSENの「フォームローラー」です。
チューブ状とフラット状の2パターンある突起物は少し固めに設定されているため、しっかりと体に刺激を与えながら筋膜リリースしたい方にぴったり◎
耐久性も300kgあり、マッチョな体の方も安心して愛用できます!