デスクワークなどで毎日パソコン作業をしている方や、スマホを見過ぎてしまっている現代人のあなた! 首の痛みに悩んでいませんか?
その痛み、「首こり」かもしれません。
今回は、首こりの原因と解消法をまとめてご紹介。 首への負担は、首が痛いという症状のみに留まらず、自律神経にも影響を及ぼし、頭痛やめまい、イライラなどの体調不良を引き起こす原因にもなるため、早めの対処が大切です◎
デスクワークと首こり
デスクワークなどで毎日パソコン作業をしている方や、スマホを見過ぎてしまっている現代人のあなた! 首の痛みに悩んでいませんか?
その痛み、「首こり」かもしれません。
今回は、首こりの原因と解消法をまとめてご紹介。 首への負担は、首が痛いという症状のみに留まらず、自律神経にも影響を及ぼし、頭痛やめまい、イライラなどの体調不良を引き起こす原因にもなるため、早めの対処が大切です◎
首に激痛が走る
デスクワークやスマホチェックなど、現代人の毎日は首こりの原因となるような、首を下に曲げた姿勢で過ごすことがとっても多いんです!
首を下に曲げた姿勢でいることによって、首の筋肉の血流が悪くなり、首こりを抱えてしまうことに…。 首こりが続けば、身体のだるさはもちろん、集中力が散漫し、のぼせたり、イライラしたり、高血圧の原因にも繋がってしまいます。
特に、めまいの多くは首こりが原因であるほか、首こりによって頭部の血流まで悪くなり、目の疲れや抜け毛、白髪などの症状が現れることも。 圧迫感や頭重感を伴う頭痛は、首や肩こりからくる筋肉性であることも特徴的です。
首の炎症
首は成人であれば、なんと約5kgもあるといわれている重い頭を支えている大切な部位です。
それほど重い頭だからこそ、前に15度倒すごとに2倍、3倍と負担がかかってしまうため、首を下に曲げた姿勢では、首にかなりの負担がかかってしまうのです。
そのため、痛みはもちろん、身体と脳の神経や血管を繋いでいる重要な器官である首に負担をかけてしまうと、首こりだけでなく、自律神経に悪影響を及ぼすことによって様々な症状を引き起こしてしまいます。
伸びをしている女性
(参照元:
unsplash )
首こりの1つの原因として、長時間同じ姿勢をとり続けることが挙げられます。 そのため、立っているときには、背骨が綺麗なS字を描くような正しい姿勢を意識することが、首こり解消に効果的です。
また、頭は背骨に乗せるようなイメージで、骨盤はやや前に傾けるような姿勢を意識しましょう!
前のめり姿勢
(参照元:
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デスクワークや何かに集中するときも、前のめりの姿勢を避け、正しい姿勢を意識することが大切です◎
パソコンに向かう際の正しい姿勢として、ディスプレイまでの距離は40cm以上取り、画面は水平線より下になるように設置します。 腕は机や椅子の肘かけで支えるようにし、足元は足裏全体が床に接するようにするほか、上腕は垂直に、肘は90度以上にし、自然にキーボードに手が届くようにするのが理想的な姿勢です。
また、1時間以上うつむく姿勢をとり続けないことや、1〜2時間おきに休憩を取ることも大切です◎
1時間に1度、両手を耳の後ろにあて、そのままゆっくりと手に耳を傾けるように倒して5秒キープし、ゆっくりと元に戻すという体操を取り入れるのがおすすめです! このとき、目を閉じしっかりと酷使してしまっている目も休めてあげましょう♡
うつぶせの女性
(参照元:
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立っているときや座っているときと同じように、実は寝ているときの姿勢も大切です。 一晩中、同じ姿勢でいないよう寝返りをうつことがとっても重要! うつ伏せをうてるような姿勢で、横寝やバンザイ寝は要注意。
寝返りのうちやすい枕に変えてみたり、首の下にバスタオルで作った枕を置き、仰向けで寝るのもおすすめ◎ 首の曲線をキープしながら寝られるため、首にかかる負担も少なく、寝ながら本来の曲線を元通りに改善する効果も期待できます!
バスタオル枕の作り方は、120×60cmほどの大きさの少し厚みのあるバスタオルを用意し、半分の長さに折り畳みます。 折り目の底からクルクルと丸め、太めの棒状にしたら、タオルの端が下にくるように置いて完成です◎ 丸めるときには、直径8〜10cmぐらいになるのが理想的です。
お風呂
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毎日シャワーという人は、ゆっくりと湯船に浸かることでも首こりや肩こり解消に有効です。 特に、副交感神経を優位にするため、睡眠の2時間前に38〜40度のぬるめのお湯に、ジワーッと汗が出るまで20分間ほど入浴するのがベスト◎
このとき、首の付け根までしっかりと温めてあげることがポイントです! 入浴することで、首こり解消だけでなく、心身ともにリラックス効果を得て、忙しい毎日を生きる自分に癒しの時間を与えてあげることが大切です。
ドライヤー
入浴でしっかりと首の付け根まで温めたら、入浴後は髪をすぐに乾かしたり、首の後ろに温かいタオルやドライヤーをあてることで、首を冷やさないことが大切です。
昔から、全身を温めるためには、首という名前がつく箇所を温めるといいといわれており、実際に首や手首、足首を温めると身体全体がポカポカしてくるから驚きです◎
特に、首を温めることは、頭と身体を繋ぐ神経や血管の要所を温めることになるため、免疫力や自律神経のバランス調整機能を高める効果にも繋がります!
女性の首もと
(参照元:
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首こりと目の疲れ、パソコン疲労を解消するのにおすすめのツボとして、風池(ふうち)と天柱(てんちゅう)というツボが挙げられます。
「風池」は、首筋のやや外側、うなじのくぼみにあるツボのことで、「天柱」は「風池」から親指1本分内側寄りのやや下に位置するツボです。 それぞれのツボを見つけたら、両手の親指で押しながら、頭をゆっくり前後に気持ちいいと感じるまで動かします。
また、手の甲側、親指と人差し指の骨の分かれ目部分、やや人差し指側にある合谷(ごうこく)というツボは、首こりだけでなく、肩こりや手のしびれなどにも効果のある万能のツボです。
親指をこの「合谷」のツボにあて、気持ちいいと感じる強さでやや強めに押しながら揉みます。 両手それぞれ約30回程度、押しては揉みを繰り返すことで、効果が得られるはずです◎
運動
(参照元:
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凝ってしまっている筋肉そのものをしっかりと解消させるためには、適度な運動が欠かせません。 身体を動かすことで血流を促進させ、自律神経の機能を高めることで、こり解消に効果が期待できるのです!
一方、運動不足の場合、より冷えを招いてこりを加速させてしまうため要注意。 また、激しい運動をすると、身体に負担となってしまうため、ウォーキングや散歩など普段の運動量を考慮しながら、自分に合った適度な運動を心がけることが大切です◎