秋の長夜は映画をたくさん見ませんか? 映画好きなJGSスタッフが超個人的におすすめする青春映画をまとめました。
甘酸っぱい恋愛ものから、ノンフィクション、ミステリーものまで、青春をテーマに、アニメーション、邦画、洋画から8選ご紹介します。
ウッド調の机と花とコーヒー
秋の長夜は映画をたくさん見ませんか? 映画好きなJGSスタッフが超個人的におすすめする青春映画をまとめました。
甘酸っぱい恋愛ものから、ノンフィクション、ミステリーものまで、青春をテーマに、アニメーション、邦画、洋画から8選ご紹介します。
『同級生』は2016年に公開された、中村明日美子による漫画「同級生」が原作のアニメーション映画。制作はA-1 Pictures、監督は中村章子監督。
【あらすじ】
ライブ活動をして女子にも人気のバンドマン草壁光、高校入試で全教科満点をとった秀才の佐条利人という、交わらないであろう”ジャンルの違う”2人の男の子が合唱祭の練習をきっかけに話すようになり…放課後の教室で、佐条に歌を教える草壁、やがて二人は互いに惹かれあっていく。
【ポイント】
原作の世界観をほぼ忠実に再現していて、原作ファンからの評価の高い作品です! 高校生という思春期の中で恋しあう少年たちを描いたボーイズラブ作品ではありますが、ただのBLじゃないです! 彼らのゆっくりと穏やかにはぐくまれる恋とかけがえのない青春の描写が本当に美しいです。押尾コータローのギターがまた最高。
『サマーウォーズ』は2009年に公開された日本のアニメーション映画で、監督は細田守、制作はマッドハウス。細田守の初の長編オリジナル作品です!
【あらすじ】
舞台は近未来的に高度に発達したインターネットが普及している世界。 「OZ」という世界中の人々が集うバーチャルワールドと、長野県上田市にある旧家の陣内家で繰り広げられる、主人公たちの奮闘記。
【ポイント】
夏になるときっとみんな見たくなる細谷守作品。 「OZ」というバーチャルワールドと、リアルワールドの対比が面白く、内容もキャラクターも見ていて飽きません!ネット社会の今だからこそ分かる関係性、顔も見えない人たちとの絆が温かい気持ちになります。 キャッチコピーの「これは新しい戦争だ。」「つながりこそが、ボクらの武器。」も素敵です。
『青い鳥』は2008年に公開された日本の映画。中西健二監督作品です。
【あらすじ】
いじめで自殺未遂を図った生徒のいたクラスの臨時で赴任する、きつ音の教師といじめの傍観者となったクラスメイトたちの本気の交流を描いた作品。
【ポイント】
いじめという問題を、ちょっと違う視点から描いた作品で、ずしりと心に響く私の1番好きな映画です。 阿部寛さん主演はもちろんのこと、悩み苦しむ繊細な生徒役を演じた、若き日の美しい本郷奏多さんが見られるのがおすすめポイント
『あさひなぐ』は、2017年に公開された日本の映画で、英勉監督作品です。
【あらすじ】
原作はなぎなたに青春をかける少女たちを描いた、こざき亜衣による漫画「あさひなぐ」。 乃木坂46のメンバーで舞台化&映画化するプロジェクトの映画版、映画の主演は西野七瀬さん。 <@> 【ポイント】
原作やなぎなたを知らない自分からしたら、なぎなたという競技の魅力、部活特有の人間関係が綺麗にまとまっていて、良い青春映画にだと感じました。 なぎなた部の監督役の中村倫也さんのアドリブとそれに食らいつく乃木坂メンバーの掛け合いが面白いです!
『明日、君がいない』は2006年公開のオーストラリア映画。ムラーリ・K・タルリ監督が19歳の時に撮った作品です。
【あらすじ】
2時37分に校内で起こるある事件に至るまでの1日の、悩める6人の高校生を描いたドラマ。
【ポイント】
ムラーリ・K・タルリ監督がこの作品を撮ったのは、19歳の時。 19歳でこれが撮れるのかと思うほどの衝撃があります。 冒頭にでてくる「君」が誰なのか明らかにしていくストーリー展開がとても面白いです。
『彼の見つめる先に』は、2014年公開のブラジル映画で、監督は、ダニエル・ヒベイロ監督。 監督自身が手掛けた短編映画「今日はひとりで帰りたくない」を同じキャストを起用して長編映画化した作品です。
【あらすじ】
目の見えない高校生のレオは、加保護気味の両親と優しい祖母、幼なじみのジョヴァンナらに愛されて暮らしていた。ある日、レオのクラスにガブリエルという少年が転校してきた。そして、レオは、次第にガブリエルという少年に恋していく…そんな一夏の青春物語。
【ポイント】
障害があったとしても、それを基準に区別しない、人を好きになる気持ち、はじめてのキス、サンパウロの眩しい日差しのすべてが、純粋で優しく美しいと思いました。 2人の少年と1人の少女の繊細な関係が淡く儚く、永遠には続かないその時間を惜しむように過ごす若者の描写にときめきます。 ベル・アンド・セバスチャンの名曲「トゥー・マッチ・ラヴ」が映画の世界を盛り上げているので、そこも注目ポイントです。
『17歳の肖像』は2009年に公開されたイギリス映画で、ロネ・シェルフィグ監督作品です。
【あらすじ】
主人公はロンドン郊外に住む優等生の16歳のジェニー。彼女はある雨の日に出会った、倍以上年の離れたデイヴィッドと出会い、恋に落ち、刺激的な世界を体感していく。
【ポイント】
思春期の女の子が恋を知り、その甘さと苦さを知っていく心模様、行動を描いた素敵な青春物語だと思います。イギリス映画は、当時の時代背景や社会状況がよく分かるので面白いで
『フリーダム・ライダーズ』は、2007年に交際されたアメリカ映画で、リチャード・ラグラヴェネーズ監督の作品です。
【あらすじ】
実話をもとにしたノンフィクション映画。
ロス暴動から2年後の1994年ロサンゼルスが舞台。ロングビーチのウィルソン高校に赴任してきた英語教師エリンは、貧困や暴力、人種差別から、問題が多く基本的な学習能力さえない生徒たちを担当することになり、彼らを救うことに情熱を注ぐ。 彼女は自らの出費で生徒たちにノートを買い与え、思ったことを自由に書き込むよう提案し、物語は進んでいく。
【ポイント】
私は、「昨日までの涙が、インクになる。それは、一人の新米教師と、一冊のノートが起こした奇跡の実話。」というキャッチコピーがとても好きです。 生徒たちが書いた日記は、集められて1冊の本として出版され、のちにベストセラーとなる。彼らの青春をたくさんの人たちに知ってほしいです。