口内炎を早く治さないと、痛くて食事をするのも大変という人は多いと思います。
口内炎ができてしまう原因や口内炎ができてしまったときのNG食べ物、治すのも効果的な食べ物などを紹介!
痛い口内炎を手っ取り早く治せるよう、おすすめレシピもぜひ試してみてくださいね♪
口内炎を早く治さないと、痛くて食事をするのも大変という人は多いと思います。
口内炎ができてしまう原因や口内炎ができてしまったときのNG食べ物、治すのも効果的な食べ物などを紹介!
痛い口内炎を手っ取り早く治せるよう、おすすめレシピもぜひ試してみてくださいね♪
ビタミン
口内炎ができてしまう原因として、複数のことが挙げられます。
まず1つ目はビタミンB群の不足です。
忙しい生活で食事が不規則になってしまい、栄養バランスが崩れることですぐに口内炎ができてしまうひともいますよね。
栄養素の中で特にビタミンB群は、口の中の粘膜などの健康と深く関わっています。
代謝にかかわるビタミンB2が不足してしまうと、口内の炎症や唇のひび割れなどの原因になりやすく、免疫のビタミンといわれるビタミンB6が足りない状態に。
そうなると、菌の影響を受けやすくなるため、口内炎にもなりやすくなるのです。
寝不足の女性
口の中の粘膜は、代謝を繰り返すことで常に新しく生まれ変わっています。
たまった疲れや睡眠不足が続くうちに代謝が滞ってしまい、粘膜の再生力が落ちるのです。
ストレスを感じているときにもできやすくなります。
ビタミンB群は精神的、肉体的な原因にも関係しているものなので、生活習慣の乱れによって不足してしまうとダメなのです。
粘膜の健康にかかわっているビタミンB2は、栄養をエネルギーに変換するときに使われ、睡眠不足や風邪にも消費します。
そのため、ストレスで必要量が増加してしまうと、必然的に不足しやすいのです。
横顔の口
加齢やストレスによって唾液の減少が起きてしまいます。
乾燥した口の中は、口内炎になりやすいのです。
唾液は汚れを洗い流して菌をやっつけるだけではなく、粘膜保護や補修の役目も。 <
そして唾液の分泌が減少する原因には、加齢も関係しています。
年齢とともに唾液腺の機能や周辺の筋力が低下してしまうため、唾液の分泌が減って口内炎を発症しやすくなるのです。
若い世代でも口呼吸やストレス、喫煙などが関係します。
悩んでいる女性
菌の繁殖や傷からの感染も危険です。
もともと口の中には、無数の菌や微生物が生息しています。
しかし色々な原因のよってバランスが崩れると、口内の環境が変化し、特定の菌が繁殖して口内炎ができてしまうのです。
歯磨きや頬の内側を噛んでしまったとき、入れ歯や矯正の器具で傷ができたりしたときにも、感染してしまい炎症が起きやすくなります。
ラーメン
口内炎ができてしまったときに食べると、症状が悪化するNGな食べ物を紹介します。
具体的には以下のようなものです。
・辛い物
・味が濃いもの
・熱いもの
・糖質が多いもの
たとえばスパイスがきいたカレーや韓国料理、ソースがたっぷりのお好み焼き、スナック菓子など辛い物や味の濃いものは、口内炎を刺激します。
熱いスープや麺類も、刺激が強いためよく冷ましてから食べなくてはなりません。
また、ご飯や麺類、甘いお菓子、アルコールなどの糖質をたくさん含んだ食べ物は、分解する際にビタミンBを消費し、粘膜の状態を悪化させることも。
特にビールなどの炭酸系のアルコールは、刺激によって口内炎が悪化する可能性があるため注意しましょう。
口内炎ができたときに摂取すべき食べ物について紹介します!
栄養素の中では、特にビタミンB群が粘膜の健康維持に関係しています。
ビタミンB2やビタミンB6が足りない場合、口内炎ができやすい状態になるのです。
ビタミンB群はたくさん摂取しても尿中に排出されてしまうため、毎日コンスタントに摂取しなくてはなりません。
たとえばビタミンB2であれば、レバーや卵、納豆、うなぎ、乳製品などに多く含まれています。
ビタミンB6は、ひれ肉やささみ、赤みの魚など、脂が少ないお肉類に多いです。
植物性の食べ物であれば、バナナやパプリカなどにも多く含まれていますよ!
口内炎を早く治したい人は、口内炎に効くおすすめレシピをチェックしておきましょう!
「ポーチドエッグサラダ」は、野菜と組み合わせてたっぷりビタミンが取れるレシピ。
卵に含まれているビタミンB2は、口内炎対策に役立つ栄養素です。さらに半熟にすることで、消化もよくなりますよ!
【材料】
・卵 2個
・レタス 適量
・ブロッコリー 1/4株
・プチトマト 5個
・クルトン 適量
・粉チーズ 適量
・塩 大匙2
・酢 大匙2
・ドレッシング 適量
【作り方】
1.鍋に1,500mlのお湯を沸かして、塩と酢を入れて軽くかき混ぜる
2.渦ができたら卵をそっと中央にいれ、そのまま静かに茹でて半熟加減をみて取り出す
3.器に野菜を盛りあわせてクルトンを乗せ、粉チーズとドレッシングをかけて完成
サーモン
クリームチーズとサーモンの巻きサラダもおすすめのメニュー。
サーモン・クリームチーズ、ズッキーニと色合いも華やかです。皮膚の健康維持に役立つビタミンB群は、お互いに助け合って作用しますよ。
ビタミンB2を豊富に含んだクリームチーズとビタミンB群を多く含むサーモンは、とても相性がよい組み合わせなのです。
【材料】
・ズッキーニ 1/3本
・スモークサーモン 70g
・クリームチーズ 60g
・粒マスタード 大匙1
・はちみつ 大匙1
・オリーブオイル 大匙2
【作り方】
1.ズッキーニをスライサーで縦に薄くスライスする
2.ズッキーニを1枚広げて、スモークサーモンとクリームチーズをのせ、くるくると巻く
3.ボウルにオリーブオイル、粒マスタード、はちみつを入れてよく混ぜる
4.お皿に並べてソースをかけ、完成
豚肉とカラフル野菜炒めも、おすすめの口内炎撃退レシピ!
ビタミンCが豊富なパプリカやゴーヤ、タンパク質やビタミンB群が豊富な豚肉を炒めてつくる簡単な料理です。
味付けはマヨネーズとオイスターソースだけなのでとても簡単!
【材料】
・豚小間肉 150g
・ゴーヤ1/2本
・赤パプリカ 1/2個
・黄パプリカ 1/2個
・マヨネーズ 大匙1/2
・ソース 大匙1/2
【作り方】
1.ゴーヤを縦半分に切り、わたをとって3mmにスライスして水にさらす
2.パプリカはそれぞれ5mmほどにスライスする
3.フライパンにマヨネーズを熱して、豚小間肉、ゴーヤ、パプリカを入れる
4.豚小間肉に火がとおったら、ソースを回し入れ、ざっと混ぜて完成
熱い汁ものは口内炎にしみやすく、悪化させる可能性があります。
そこでおすすめなのが、さっぱり冷や汁です。
ツナ缶と豆腐で手軽につくれてタンパク質もしっかりとれますよ!
【材料】
・ツナ缶 1缶
・木綿豆腐 200g
・きゅうり 1本
・大葉 3枚
・味噌 大匙1と1/2
・顆粒だし 小さじ1/2
・すりごま 適量
【作り方】
1.ツナ缶は油をきり、豆腐は一口大に切っておく。きゅうりはスライスにして塩もみ、大葉は千切りにしておく
2.耐熱ボウルに味噌、だし、水100mlを入れてラップをかけ、電子レンジで600W30秒加熱する
3.(2)に(1)と氷水120mlを入れて混ぜたら、器に盛って大葉をのせ、すりごまをかけて完成
厚揚げ中華炒めは、節約の強い味方にもなるレシピ。
さらに、厚揚げと卵はタンパク質の宝庫です。
お肉やお魚だけでタンパク質を取ろうとしても難しいため、厚揚げや卵を冷蔵庫に常備しておくことをおすすめします。
【材料】
・厚揚げ 2枚
・卵 1個
・長ネギ 1/2本
・おろししょうが 小さじ1/2
・顆粒中華だし 小さじ1/2
・ごま油 大匙1/2
・塩 少々
・水 大匙2
・胡椒 少々
・小葱 適量
【作り方】
1.厚揚げを一口大に切り、長ネギはみじん切り、小葱は小口切りにして、卵をときほぐしておく
2.フライパンにごま油を入れて、おろししょうが、長ネギを加えて炒める
3.厚揚げと中華だし、水、塩コショウを入れて炒める
4.卵を加えていためて、胡椒と小葱をかけたら完成
マグロとオレンジカルパッチョは、ビタミンカラーが鮮やかなメニューです。
ビタミン群をしっかり補給することで、口内炎ができにくい体を作ることができます。
【材料】
・マグロ 100g
・アボカド 1個
・オレンジ 半分
・パプリカ赤・黄 各1/4個
・オリーブオイル 大匙1
・醤油 大匙1
・オレンジ果汁 大匙1
・はちみつ 大匙1/2
・塩 少々
【作り方】
1.アボカドは5mmほどの厚さに切り、オレンジは果肉を取り出しておく。パプリカは粗目のみじん切りにする
2.ボウルにオリーブオイル、醤油、オレンジ果汁、はちみつ、塩を入れて混ぜる
3.マグロとアボカド、オレンジ、パプリカを盛り付け、(2)をかけたら完成
口内炎予防に効果的な、温野菜レシピもあります。
口内炎を繰り返さないよう、健康的な生活を目指すことができるでしょう。
【材料】
・にんじん 1/4本
・玉ねぎ 1/4個
・ブロッコリー 1/6株
・かぼちゃ 適量
・じゃがいも 1個
・しいたけ 2枚
・ヤングコーン 2本
・アスパラ 2本
・たらこ 1腹
・ごま油 大匙1
・山椒 少々
【作り方】
1.野菜類をすべて食べやすい大きさにカットし、火がとおりにくいものから蒸し器で蒸す
2.たらこは薄皮をとりのぞきボウルに入れ、ごま油と山椒を混ぜる
3.(1)を盛り付けて(2)のソースをそえて完成