SNSでみんなとは一味違った写真を撮りたい!ほかの子と差をつけたい!自分だけの特別なものを撮ってみたい!今のスマホのカメラになんか飽きた!…そんなカメラ女子にオススメしたいのが「写ルンです」という懐かしのカメラ!いまこのカメラがレトロ感がって可愛い♪と注目されているのです。そこで今回は「写ルンです」の魅力と撮影のコツについてご紹介します(*˘︶˘*)
【写ルンです】写真家も愛用!フラッシュが味を出す現像したくなる写真
フィルムカメラ
(参照元:
unsplash )
再ブーム到来!「写ルンです」
「写ルンです」って?
皆さんは「写ルンです」をご存知でしょうか?1986年に「いつでも、どこでも、誰にでも簡単にきれいな写真が撮れる」をコンセプトに開発されたカメラのことです!
このカメラが誕生したのは今から約30年前!当時はまだスマホのカメラはもちろん、ガラケーのカメラもなく…コンパクトタイプのカメラは4万円前後とお高く、写真を撮るのが今のように簡単ではなかったんです…。
当時、この高価で多くの人が手を出しにくかったカメラを「もっと多くの人が簡単に写真を撮れるように」と作られたのがこのカメラ。初めてカメラを使ったのがこれだったー!という人もいるのではないでしょうか?
ちなみに値段はだいたい1000円くらいとリーズナブルでコンビニなどで手に入れることができます。操作も簡単で小さな子からお年寄りまで多くの人がこぞってこのカメラを使いました!
それから現在に至るまで、この操作もデザインもシンプルで、かつアレンジがしやすいため、様々な形に変えて進化を遂げてきました。そこで!多くの人が一度は使ったことがあるこのカメラの魅力を再発見してみましょう!
再ブームの火付け役はオシャレ女子 「#写ルンです」
インスタグラムなどSNSで自分が撮った写真を発信できるこの時代…トレンドを追いかける女子にとって写真は必須要素です!
スマホで簡単に高画質な画像や加工ができますが、あえて一眼レフを使ったこだわりを持つカメラ女子たちもたくさん。
カメラ女子たちによる、ぼかし、ブラしといった加工技術で、雑誌に載っているかのようなお洒落な画像がSNSに毎日のようにUPされていますね♪
そうやって楽しむ一方…カメラ女子にとって「他の人と仕上がりが被るのは嫌!」というのがひそかな本音でしょう。そこで個性を出すべく「チェキ」にしたり、「一眼レフ」を使用したりするわけなのです。そして、今一番熱いカメラが「写ルンです」なのです!
このカメラで撮ると、とっても味のあるレトロな仕上がりになるのをご存知でしょうか?
「ホントに?そんな風に撮れるの?」なんて思ったそこのあなた!
SNSで「#写ルンです」で検索してみてください。周りと違う、味のあるモノが撮れるのがトレンドを追いかけ個性を出したいオシャレ女子の心を射止めているようです♪
女子たちを魅了する「写ルンです」の魅力って?
魅力①現代っ子にとって全てが新しい
ベットの上の写真と女性
今やカメラはスマホ。スマホで撮るのが当たり前の私たちですが…。一昔前のカメラが、一周回って斬新なのです!(✽ ゚д゚ ✽)
ところで、スマホは納得いくまで何度もアングルを変えて撮ることができます。気づいたらカメラロールに同じような写真がいっぱい溜まっていませんか? でもこのカメラはそうはいかないのです…スマホと違い、1台あたり撮れる枚数が決まっています。そのため、カメラを構えたら1枚1枚が真剣勝負です!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
そしてぶっちゃけると…スマホのように画質も良くないし、加工もできません…しまいには、カメラ屋さんで現像するまで撮ったものを確認できないという…従来のカメラのデメリットです。
このカメラはスマホを基準にすると、使い勝手という点ではとっても不便です!でもそんな、自由のきかないカメラだからこそ腕の見せどころでもあり、女子たちは愛しているんですね♪
私たちにとっては当たり前でないという魅力こそが、カメラ女子の心を掴んで離さないのです!
魅力②現像までのドキドキ感がたまらない
たくさんの写真
さて、この手のカメラで撮った場合、現像するまで確認できません!自分がどんなふうに撮って何が写ったのかは現像するまでのお楽しみなのです♪この、現像するまでのドキドキ感やワクワク感も魅力の一つなのだそう(*˘︶˘*).。.:*♡
スマホやデジカメの場合、撮ったものをすぐに見て「これ気に入ったな〜」とか「もう一回撮り直したいな〜」とか言えますよね?
対してこちらは「どんな写真が撮れたかな〜」「撮りたかったものが写ったかな〜」という不安とドキドキ感があります。
アナログな工程を踏まなくては写真を見ることができないカメラは、デジタル生活に慣れてしまった現代人には新鮮に見えることでしょう!
ぜひそこのあなたもこのドキドキ感を味わってみませんか?
魅力③写真の質感がレトロかわいい
レトロな写真
このカメラの魅力として「どんなに最新のファッションも全部レトロ風に仕上がる」というものがあります!現像して手元に来たものを見てみましょう。実際の風景と違ってタイムスリップしたかのような気分になること間違いなし☆
「まるで今昭和の時代を生きているみたい…」そんな感覚におちいるのは「写ルンです」で撮ったときくらいといっても過言ではありません!また、こういうレトロな雰囲気たっぷりの雰囲気は、デジタルに慣れた令和の世の現代人にはえてして「可愛い」と評価されることが多いです(*ノω・*)
このレトロ感で、特に味がある可愛さを創り出すポイントとして「強めのフラッシュ」の関係があげられたりしています!
一度、あたりが暗くなった夜にフラッシュをたいて撮ってみてください!ぼやっと暗い中でお目当ての被写体が写っている感じがとっても可愛くレトロ感を演出してくれることでしょう。
魅力④自然な表情が逆にオシャレ
砂浜で写真を撮る
写真には「自然感」も魅力のひとつとしてあります!スマホや一眼レフは解像度が高いのをご存知でしょうか?
なので目で見てるよりも遥かにビシッと決まった解像度の高いものが撮れるのですが、対してこのカメラだと目で見た風景がそのまま写し出される感じなのです!( ゚д゚)高解像度に慣れてしまった人の目には自然体溢れる雰囲気が、普通・平凡を超えてオシャレに感じるので「他とは違う」を演出できるのです♪
また、この手になじむ昭和を感じさせるカメラを向けられた被写体は、一眼レフのように力が入ったりせずリラックスして自然な表情を向けてくれると思います!
ナチュラルなカメラだからこそ、被写体をナチュラルな気分にさせて自然な表情を捉えることができるのですね♪きっと人だけじゃなくて、イヌやネコなどの動物も自然体でいてくれるはず…?(ノω・)また、カメラを構える自分自身も自然体でいることで、カメラに写るもの全ての自然な表情を捉えてくれることでしょう!
魅力⑤写真が手元にずっと残る
古いカメラとカラフルな写真
基本的に写真は手元にモノとしてやってきます。これはスマホのようにデータでやり取りすることに慣れている人にとっては一瞬戸惑うかもしれません(´゚д゚`)
写ルンですには紙としての写真とネガフィルムがついてきます。今はCDでデータとしてもらえますが、写真とネガフィルムは絶対にもらえるので、追加で現像したい時はネガを写真屋さんに渡すといつでも何枚でも現像してくれます♪データだけでなく、現物として手元に残るというのは、思い出を見返したい時に簡単に見返せるメリットがありますね!
また、デジタルだとうっかりデータを消してしまったー!なんてこともありますが、手元に残った写真は記憶としても宝物としても残り続けるので安心ですε-(´∀`*)
周りと差がつく使い方って?
撮り方のコツ①カメラをブラさない
ブレ
さて、ここでは周りと差のつく撮り方で取る方法を少しご紹介します!まずこのカメラは、カメラ自体が大体90gで軽いことが特徴です。軽いので持ち運びが楽なのはいいのですが、撮る時に少しだけ支障が出るのです…。
なんと、ちょっとブレるのです…!(゚д゚)
なので撮る時には「両手でしっかりと」カメラを持って「そっとシャッターを押す」ことがポイントです!もちろんブレることが味になることもあるのですが、なるべくブレないように気をつけましょう!
撮り方のコツ②お目当の被写体に接近しすぎない
ベレー帽
この手のカメラは撮り直しが効かない上にピントの調整が難しいものです。また、風景がどう写るか確認する手段がないため、距離感に迷ってしまうかもしれません。
これを解消するコツは、スマホで撮る時のように「近くで撮りすぎない」ということ!!
撮りたい場所から「1mくらい離れた場所」からシャッターを下ろしてみましょう。ピントが合わないとボケボケな仕上がりになってしまうので気をつけて!(`・ω・´)
撮り方のコツ③フラッシュをちゃんとたく
フラッシュ
さて、基本的なことでもありますが、特に暗い場所で撮影するときはきちんと「フラッシュ」をたきましょう。明るさの調節を勝手にしてくれる機能はありません!
「ちょっと明るいから大丈夫だろう」って何もしないで撮影すると…真っ暗の写真が誕生する可能性が…!( ;∀;)ダサい写真にしないためにも必要です!
もう一度、言います。明るく感じる時でも、日光が当たらない場所では屋内外でフラッシュを活用しましょう!!
また、フラッシュをたくことによってはっきりとしたオシャレな雰囲気も漂わせられます!ちょっとしたことで出る違いなので、ぜひ実践して楽しんでみてください♪
現像の仕方
現像
現像なんてしたことないなぁという人は多いと思います。
現像は写真屋さんや大型電気量販店、最近は一部のコンビニでも可能です!電気屋さんに持っていくと、30分から1時間を目安に現像してくれるところもあるみたいです!
しかし写真屋さんだと受け取れるまで時間がかかります!大体1週間くらいは見ておくといいでしょう。
時間がかかるのはネックですが、撮った写真をデータ化して渡してくれるので、すぐにSNSにアップしたい人は写真屋さんで現像ついでにデータ化してもらいましょう♪
写ルンです上級者編
お気に入りの写ルンですを見つけよう!
カラーネガフィルム、モノクロフィルム、写ルンです等、種類豊富に取り揃えております。
— PHOTOLAB 中野ブロードウェイ店(コイデカメラ) (@photolab_jp) July 16, 2019
カラーネガフィルム、写ルンですの現像はお店で最短当日仕上げ!
フィルムと一緒におすすめなのがモノグラムのストラップやレンズキャップホルダー、フィルムホルダー。革製品なので使えば使うほど味が出ます。 pic.twitter.com/t0XG8uv4Mn
「写ルンです」の魅力と使い方についてご紹介しましたが、ここでは上級者さん向けのポイントをご紹介します♪
「写ルンです」はカメラ本体の種類選びからこだわることができます♪用途に合わせて使用するタイプを変えると、よりおしゃれな写真が撮れますよ( *´艸`)
★写ルンです シンプルエース★
・スタンダートでおすすめ
・写ルンですを初めて使う
・日中の明るい場所中心で使う予定
・撮影枚数27/39枚
・3m届くフラッシュ対応
・135ネガフィルム感度400
★写ルンです1600 Hi・Speed★
・フラッシュをたくさん使うつもり
・スポーツ観戦のお供に
・自撮りをしたい
・撮影枚数27/39枚
・3m届くフラッシュ対応
・135ネガフィルム感度1600
★水に強い写ルンです New Water Proof★
・海に行くので、浜辺でも水中でも写真をたくさん撮りたい!
・撮影枚数27枚
・135ネガフィルム感度800
・水深10mまで潜れる
・ストラップ付
おしゃれなカバーや復刻版デザインのカメラを持とう!
「写ルンです」上級者さんたちは、撮る写真だけではなく、カメラの外見にもこだわっています。 専用のケースが発売されていたり、マスキングテープを使ってオリジナルのデザインにしたり…。
そして今注目されているのが、「写ルンです」30周年記念の復刻版デザインです!アニバーサリーキットが登場しているので気になる方は要チェックですよ(/・ω・)/
現像は写真屋さんで"味付け"をしよう
写ルンですで撮影した写真は、スマホのフィルターでは表現できない素敵なアナログの風合い。それを、もう一歩あなたの好きな写真に“味付け”できるんです♪
・彩度を上げて色鮮やかにファッションフォト風にしてみたり
・濃度を上げ、光と影をこってりと、カッコよくしてみたり
・空と海の色を明るく柔らかく、ファンタジックにしてみたり
写真屋さんなんて行ったことが無い方も多い時代。その技術に驚くこと間違いなし!
最後に…写真家さんも「写ルンです」に夢中
●写真家「奥山由之」さん
今、カメラマン業界の中で若手のトップを走っている奥山由之さん。彼とこのカメラとの出会いはとあるバンドのツアーの撮影。カメラを始めたばかりの奥山さんは、使っていたフィルムカメラの容量がそこをついてしまうというハプニングに見舞われます。そこで急いで駆け込んだコンビニで写ルンですに出会いました。
そして使ってみたら好きな仕上がりになったことから、以来奥山さんは写ルンですで撮り続ける写ルンです愛用者に!奥山さんいわく、「細かい設定を気にしない」「ラフにシャッターを押せる」というのが写真家として思わず使いたくなってしまう魅力なのだそう!素敵なエピソードですね!(*゚∀゚)
奥山さんが写ルンですで撮った写真は写真集になったりしているので要チェックです!
●写真家・探検家「石川直樹」さん
写真家であり探検家の石川直樹さんは、写ルンですを通して自分の見てきた世界を記録しています。
石川さんの場合、探検家のため過酷な環境下で写真を撮ることもあります。普通のカメラだと山の頂上の低い気温に耐えられずに壊れてしまうことも多々ある中、このシンプルなカメラはそんな状況にあっても丈夫なんだとか。また簡単に落としても、水蒸気や水に包まれても丈夫だそうです。
どんなに高級な優れたカメラを持っても、その場で機能しなければ使い物になりません。探検家と写真家をする者として重宝したいカメラなのですね!(`・ω・´)ゞ